有村架純、『さとこはいつも』初日舞台挨拶でオダギリジョーの“修羅場アドリブ”を絶賛!姫野花春の初々しさにオダギリは「ゼロからの想いで頑張りたい」
有村架純、石田ひかり、姫野花春が18日、都内で行われたトリプル主演映画の『さとこはいつも』初日舞台挨拶に、オダギリジョー、そして沖田修一監督と共に参加した。本作は、長編映画デビュー20周年の節目に、沖田監督自身が脚本も手掛けたオリジナル作品。
満員御礼のなか、映画配給会社に勤める35歳の西田沙都子を演じた有村は「本日から公開ということで、私も大好きな作品ですので、そんな作品がこれから皆さんに沢山観ていただけると思うと、幸せな気持ちです」と挨拶。オダギリ演じる印刷会社の営業マンである村本と、6年に及ぶ倦怠的な不倫関係にあるという役柄。牧場での不倫旅行シーンを振り返りながら「ヘルメットをかぶって2人でジップラインに乗ったり、ゴーカートに乗ったり、一緒にアイスを食べたり。アルパカにもおやつをあげました」と思い出を口にした。
石田からは「沙都子さんによる公園でのインタビューが終わってそそくさと逃げ帰る村本さんの後ろ姿が大好きです!」と褒められると「これは、ありがとうございます!…になるのかな?」と照れていた。有村もオダギリの修羅場アドリブ演技がお気に入り。「オダギリさんが慌てる姿が村本として滑稽で面白くて。私もお腹を刺されて倒れながら、笑ってしまいそうになるところをカメラに映されないような角度にしていました」と知られざる舞台裏を報告した。そのオダギリは「沖田監督はアドリブを欲しがっちゃう人なのかなと思ったし、カットをかけないのでやり続けるしかなくなる。『バッテリーが10%しかない!』というセリフは適当に言ったものです。そうやって奇跡的に生まれるものがある」と実感を込めていた。
映画初出演&初主演の姫野は約300人のオーディションから抜擢された逸材。「今日は映画を観に来てくださって本当にありがとうございます。ずっと今日9月18日に映画をお届けできるという事で、ドキドキ楽しみにしてきました」と緊張の面持ちで初々しく挨拶すると、オダギリは「隣りの花春さんが公開をドキドキしながら待っていたというコメントをいただいて…。自分はそういう気持ちがなくなってしまったんだなと思って、汚れた50代だと改めて気づかされました。なので今日は気持ちを改めて、ゼロからの思いで頑張ってみたい」とコメント。
しかしオダギリは「村本の趣味はおでん屋さんに通う事。撮影場所は有名なおでん屋さんでした。そこでおでんを食べる事が出来たのが役得でうれしくて。…役者をやっていて初めて良かったと思えた」とオーバーに感想を述べて、すぐに「ゴメンナサイ!ゼロからの気持ちのはずなのにエピソードを盛ってしまいました」と反省していた。
取材・文/石井隼人
