ルッソ兄弟が明かす『アベンジャーズ/エンドゲーム』をいま再上映する理由…「『ドゥームズデイ』への自然な物語の流れがある」

ルッソ兄弟が明かす『アベンジャーズ/エンドゲーム』をいま再上映する理由…「『ドゥームズデイ』への自然な物語の流れがある」

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2026年最大級の注目を集める劇場映画最新作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日より日米同時公開)の公開に先駆け、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)に新映像を追加した特別バージョンの『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』が9月23日(水・祝)より期間限定で全国公開される。最新作『ドゥームズデイ』に繋がる新映像が追加されていることでも話題沸騰中の本作。監督を務めるジョー&アンソニー・ルッソ兄弟は『エンドゲーム』の再上映に踏み切った理由について、「新作に向けた準備」だけではなく、かねてより重要視している「劇場での映画体験を思い出してもらうため」でもあると明かした。

 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は12月18日(金)より日米同時公開!
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は12月18日(金)より日米同時公開![c]2026 MARVEL

全宇宙の生命の半分を消滅させた最凶の敵サノスとの決着をつけるため、残されたアベンジャーズが挑む最後の戦いを描いた『エンドゲーム』。名作としていまなお絶大な人気を誇る作品がスクリーンに帰ってくるが、今回の再上映には、単なる“過去作の再上映”にとどまらない大きな意味がある。それは、シリーズ最新作への“橋渡し”だ。

『エンドゲーム』に続き、シリーズ最新作『ドゥームズデイ』でもメガホンを握るルッソ兄弟。ジョーが「『エンドゲーム』から『ドゥームズデイ』へは自然な物語の流れがあります。そして、『ドゥームズデイ』の物語を追うためには、必見だと思います」と語るように、本作には最新作へ繋がる特別映像が追加されている。つまり、今回の再上映は、7年前に世界中を熱狂させた物語を振り返るだけではなく、アベンジャーズの物語が再び動き出す瞬間でもあるのだ。アンソニーも「『エンドゲーム』が公開された当時に観た人も、今後の展開は予想できないでしょう」と意味深に語りつつ、この再上映がMCUの歴史を語るうえでも大きな意味を持つことを幾度となく強調する。

『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』上映への熱き想いをジョー・ルッソ監督とアンソニー・ルッソ監督(右)が語る
『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』上映への熱き想いをジョー・ルッソ監督とアンソニー・ルッソ監督(右)が語る[c]2026 MARVEL

しかし、ルッソ兄弟が再上映に込めた想いはこれだけではない。『エンドゲーム』の製作時、「自分たちが子どもや10代のころに味わった、“映画館”で映画を見る価値を再現しようとした」と劇場での体験価値を追求していたルッソ兄弟。そうして2019年に公開された『エンドゲーム』は、当時の全世界興収を更新し、あらゆる記録を塗り替えるメガヒット作品として世界中を熱狂させた。かつて類を見ないほどの社会的現象を巻き起こした『エンドゲーム』はまさに、“劇場で観客が1つになる”という映画体験そのものを体現した作品となった。

 『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』は9月23日(水・祝)より公開!
『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』は9月23日(水・祝)より公開![c]2026 MARVEL

一方で、『エンドゲーム』が公開された2019年から時を経て、映画を取り巻く環境は大きく変化し、いまや自宅など好きな場所で作品を楽しめる機会も広がり、映画の楽しみ方も多様になっている。そのなかでも、スクリーンを前にしてその場に集まった観客と同じ瞬間に笑い、驚き、歓声を上げるという体験は、劇場だからこそ味わえるもの。ジョーは「『エンドゲーム』をもう一度劇場で観ることが重要だと思うもう1つの理由は、劇場で思いきり歓声を上げたり、楽しんだりする、初めて観た時のすべての感情をもう一度味わってもらいたいからです」と語る。各地の劇場に観客が押し寄せ、歓声や拍手が巻き起こり、映画館そのものが熱狂に包まれるという、『エンドゲーム』公開当時に体験したあの感動をもう一度味わうことこそが、今回の再上映に込められたもう1つの理由だ。

そのなかで、彼らが新たに手掛けるのがシリーズ最新作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』だ。2人は「これまでで最も成熟した作品」と自信をのぞかせながらも、「映画の再公開は必ずしも機会に恵まれるわけではありません。『エンドゲーム』が大成功を収めたおかげで再公開する機会にも恵まれました」と、まずは『エンドゲーム』があの時の熱狂を蘇らせることに大きな期待を寄せる。


7年前にスクリーンで見届けた“感動のフィナーレ”と、全世界が固唾を飲んで見守る“ドゥームズデイ(滅亡の日)”に繋がる重要シーンを、ぜひ劇場で何度でも体感していただきたい。

文/山崎伸子

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