「ミニオンズの童心に大人はすごく勇気をもらえる」『ミニオンズ&モンスターズ』で日本語吹替を務めた千葉雄大&鈴木愛理にインタビュー
「この映画を観て、映画作りに興味を持つ子がいるかも」(千葉)
――映画のなかで、特に好きなシーンはどこでしたか?
千葉「昔から“モンスター召喚もの”が大好きなので、やっぱりミニオンズが魔法使いのボスに仕えるシーンですね。絶対に魔導書に触るなと魔法使いに言われたけど、結局モンスターを召喚しちゃうところは最高でした(笑)。実はモンスターを召喚する役を演じるのが夢なんですよね」
鈴木「好きなシーンはたくさんあるんですけど、1番はミニオンズがUFOに乗るシーンですね。狭い1人乗りなのに皆で乗り込んで、まじめに戦ってるミニオンもいれば、バカンスしちゃっているミニオンがいたり、操縦の仕方を間違えているミニオンもいて。三者三様のハチャメチャな姿に、こんなパターンあるんだ!みたいに感動しました。ピンポイントでストーリーと全く関係ないのですが、すごくおもしろかったですね」
千葉「あとこの映画は、どこからどこまでが事実で、ジェームズの映画のなかの出来事なのか、グラデーションになってるところもおもしろいですよね。不思議な没入感があるし、純粋に映画を作ることの素晴らしさも伝わってきます。観終わった時に、僕も映画やりたいなって思いました」
鈴木「めっちゃわかります!映画の裏側が見られるのも楽しいですよね。私たちはいつも普通に見ているけど、ちゃんとスタジオでカメラマンさんや照明さんなど、たくさんの人がいるのも描いていますよね。リアルでしたし、将来映画を作りたいと思っているキッズはすごく楽しめると思う」
千葉「この映画を観て、興味を持つ子もいるかもね」
「ミニオンズを観るたびに、冒険心をずっと忘れずにいたいなと思う」(鈴木)
――ミニオンズは「怪盗グルー」シリーズ第一弾のデビューから16年、スピンオフの「ミニオンズ」シリーズ併せて計7本の大ヒットシリーズですが、人気の秘訣はなんだと思いますか?
千葉「やっぱりミニオンズがこれだけたくさんいるのに、1人1人ちゃんと個性があるところが魅力ですよね。あの黄色とオーバーオール、ずるくないですか?これ着たら絶対ミニオンになっちゃうという、見た目のキャッチーさもいいなと思います」
鈴木「私はミニオン語だと思います。主役であるミニオンズが、特定の言語ではなく誰も知らない言葉でわちゃわちゃしているところは大人が観ても楽しいし、子どもは真似したくなっちゃいますよね」
千葉「だから言語を超えて楽しめるんでしょうね」
鈴木「ミニオンズは、忘れていた童心を思い出させるようなことを次から次にするので、大人はすごい勇気をもらえるんですね。観るたびに、冒険心をずっと忘れずにいたいなって思います」
「なんでも楽しんで、とにかくやってみる」(千葉)
――お2人は普段、お仕事をするうえで心がけていることはありますか?
千葉「なんでも楽しんで一生懸命やるとか…。デビュー作が戦隊ヒーロー『天装戦隊ゴセイジャー』なんですけど、そのキャラクターの口癖が『とにかくやってみる』だったので、『とにかくやってみる』にします(笑)」
鈴木「小学生の時に将来の夢を書くことになって、お母さんと一緒に考えて『人に勇気や希望を与えられる歌手になる』と書いたんです。コロナのころに『愛理ちゃんが笑顔でいてくれるので、今日も1日頑張っていけます』というコメントをもらった時、子どものころに描いていた将来の夢と合致したんですね。だから、人が喜ぶ顔をしてくれるような活動をすること。それをポリシーにやっています」
――最後に、これから映画を観る人たちに向けてメッセージをお願いします。
千葉「毎日をただなんとなく過ごしちゃっている方、少し後ろ向きになってる方にもすごく刺激になる映画です。子どもが楽しめるのはもちろんですが、大人の人にもぜひ観ていただきたい夏の激推し作品ですね」
鈴木「ミニオンズはどの季節に見ても元気をもらえますが、ワクワクした気持ちになれるので、夏にぴったりだと思います。暑さも吹き飛ぶぐらいパワーがあるし、ハチャメチャで爽快感もあって、ちょっとグッとくるドラマもあるので、すべての方々に観てほしいですね。ぜひ映画館でワクワクしたひと時を過ごしてほしいです」
取材・文/神武団四郎

