「ミニオンズの童心に大人はすごく勇気をもらえる」『ミニオンズ&モンスターズ』で日本語吹替を務めた千葉雄大&鈴木愛理にインタビュー

「ミニオンズの童心に大人はすごく勇気をもらえる」『ミニオンズ&モンスターズ』で日本語吹替を務めた千葉雄大&鈴木愛理にインタビュー

イルミネーション・スタジオが贈る、大ヒットアニメーションシリーズの最新作『ミニオンズ&モンスターズ』が公開中だ。“最強最悪のボス”を探すミニオンズが、映画の都・ハリウッドに迷い込む本作の日本語吹替キャストに、千葉雄大鈴木愛理が参加。ミステリアスなドートと、彼と恋に落ちるデビーというキーパーソンを演じている。そこで2人に吹替版の舞台裏や、本作の魅力を語ってもらった。

最強最悪のボスを求めて旅するミニオンズは、1920年代のハリウッドにやってきた。ハチャメチャな大暴れが映画プロデューサーの目にとまり、銀幕デビューを果たすミニオンズ。一方、絵やお話作りが大好きなミニオンズのジェームズは、自ら監督するモンスター映画を企画。親友のヘンリー、エドと3人でさっそく準備を開始した。そんななか、ミニオンズは新たなボス候補であるドートと出会う。

千葉と鈴木が演じたのは、ある使命を帯びて地球にやって来たドートと、女性の権利を訴える若き活動家のデビー。偶然出会った2人は、恋に落ちるという役どころだ。

――まず、お2人が演じられたキャラクターについて教えてください。

ミニオンズがめぐり会った(?)最強最悪のボス候補・ドート
ミニオンズがめぐり会った(?)最強最悪のボス候補・ドート[c] Universal Studios. All Rights Reserved.

千葉雄大(以下、千葉)「ドートの見かけはロボットですが、どういう存在なのかは謎なんです。最初は感情が欠落していますが、デビーと出会って恋が芽生えていく愛おしいキャラクターですね」

鈴木愛理(以下、鈴木)「デビーは女性解放運動の先頭に立って声を上げていく、強くて凛とした女の子です。そういう強めの彼女がドートに出会ったことで、柔らかい一面も見せるんです。女性の意見が通りにくかった時代に行動する、しっかりした女の子ですね」

「子どもたちの記憶に残る仕事に携わるのが夢だった」(鈴木)

――『ミニオンズ&モンスターズ』に出演した感想をお聞かせください。

千葉「ずっと見てきたシリーズでしたし、日本語版の監督が何度もご一緒した方だったので、すごくご縁を感じましたね。いつもはキャラクターの口角や表情に合わせて吹替をしているのですが、今回は口角も見当たらないじゃないですか(笑)。だから首をかしげたり、体の動きに合わせることを意識しましたね」

『ミニオンズ&モンスターズ』で声優初挑戦となった鈴木愛理
『ミニオンズ&モンスターズ』で声優初挑戦となった鈴木愛理撮影/島村幸志

鈴木「私は吹替の声優をすることが初めてだったので、本当に見よう見まねでした。現場はあっという間に進んでいくのでドキドキしましたが、子どもたちの記憶に残る仕事に携わるのが夢だったので、1つ夢に近づいた感があってうれしかったです。この映画に出演して、“夢って持つものだな”と思いました」

――個性的なキャラクターですが、役作りはいかがでしたか?

千葉「感情の出し方ですね。オリジナル版の声を聞いて合わせたつもりですが、出しすぎず抑えすぎずの塩梅がちょっと難しかったですね。そこは腕の見せ所という(笑)」

鈴木「海外の可愛いと日本の可愛いはたぶんちょっと違うので、オリジナル版の方のニュアンスを引き継ぎながら、日本の言葉に擦り合わせるよう心掛けました。日本人が見た時のデビーちゃんをイメージはしたつもりです」

千葉「デビーが『女性に投票の権利を!』って叫んでるところ、めっちゃ楽しかったですよ」

女性運動家のデビーは、ドートと恋に落ちる
女性運動家のデビーは、ドートと恋に落ちる[c] Universal Studios. All Rights Reserved.

鈴木「ありがとうございます!でも、あの吹替めっちゃ難しかったんですよ。英語だとリズミカルに発言しているのですが、日本語で語感を合わせにくくて」

千葉「確かにそこは意識するかも。英語だとコミカルなところも、翻訳するとまたちょっとニュアンスが違ったりするし、いつもどうやったらおもしろくなるんだろうって思う」

鈴木「声だと自分の表情で感情を伝えられないじゃないですか。実際に声を当ててみたら『もっと声を高く!』って言われて、私って意外と声が低いんだなって実感しました」

千葉「そうなの?低いイメージないけどな」

鈴木「童顔だからそういうイメージないかもしれないですけど、声だけになるとそうでもないんだって判明しました(笑)」

「ジェームズは周りにすごく恵まれてるなと思いました」(千葉)

――完成した映画を観た感想を聞かせてください。

鈴木「自分の出た作品の試写は、『あ、自分だな』って思ってドキドキしちゃうんですよ(笑)。いつもジタバタして冷静に観られないので、観た人からの感想が聞きたいです」

感情の出し方や語感を意識して、吹替に挑んだ千葉雄大
感情の出し方や語感を意識して、吹替に挑んだ千葉雄大撮影/島村幸志

千葉「いや素敵でしたよ。僕も自分が出てる作品は『うっ』ってなるけど、実写と違って吹替は顔が出てないからわりと観られるという」

――今回はジェームズとヘンリー、エドの友情ドラマも見どころでした。

ハリウッドの映画監督・マックスに気に入られるミニオンズ
ハリウッドの映画監督・マックスに気に入られるミニオンズ[c] Universal Studios. All Rights Reserved.

千葉「ジェームズは、ヘンリーみたいな人と出会えてよかったと思いましたね。エドみたいな人が近くにいてくれたことも大きかったし、マックスさんとの出会いもそう。ジェームズは周りにすごく恵まれてるなと思いました」


鈴木「ベートーヴェンとか才能ある偉人って、こうやって名前を残してきたんだなって感じました。私は3人のなかでエドがいちばん好きなんです。すごくいい人だし、誰にでも分け隔てないから、何をやっても結構泣けました」

ミニオンズが映画の都・ハリウッドで映画作り!?『ミニオンズ&モンスターズ』特集【PR】

関連作品