東京テアトル創立80周年ファン投票第1位に!堺雅人主演『南極料理人』4Kリバイバル公開決定
<監督、キャストコメント>
●堺雅人(西村役)
「先日、とある仕事で立川にある国立極地研究所を訪れました。『南極料理人』の撮影前、勉強にうかがったのは板橋の古い建物でした。施設の立派さに17年の歳月を感じました。南極での越冬経験もある先生から、『ドームふじ基地では、到着した最初の夕食のとき「南極料理人」をみんなで鑑賞するのが慣わしになってるんです』と聞かされ、とても光栄に思いました。そのあと、お台場の『大南極展』にも足をはこびました。僕の南極熱は最高潮に達しております。ことしは南極観測70周年なんだそうですね。映画『南極料理人』も、愛してくださる皆さんのおかげで、こうして再会の機会をいただきました。みなさんに感謝しながら、記念の年を祝いたいと思っています」
●生瀬勝久(本さん役)
「基本的に男ばかりの俳優陣で、とても居心地がよかったことを覚えています。沖田監督からも、『学生時代から、生瀬さんの舞台も、ドラマも拝見していたのでこうやって一緒にお仕事出来るのが夢のようです』と、おだてられたのを覚えています。あれ以降出演依頼がありません…。やはり、私の芝居が監督の理想に届いていなかったのでしょうか?あれから、私も精進しているので、きっとお力になれると思っております。ぜひともキャスティングしてください。この映画は、何度観ても飽きません。私の髪を切ってくれている美容師さんは、12回観たと言ってます。皆さんも何度も観てください」
●きたろう(タイチョー役)
「17年前の作品と聞いて驚いている。ビートルズは何度もリマスターされて色あせない。『南極料理人』もビートルズと一緒か?まあ、比較の対象が間違っているが色あせていないということだろう。作品完成後、身近な人の反応がおもしろかった。『楽しかった』という人と『う〜ん』という人に分かれた。反応を分析してみると、心にストレスをためてる人は反応がにぶく、心穏やかに生きてる人は『最高だ!』と評価してくれていた。この作品はまさに心のリトマス試験紙だ。撮影現場は南極という厳しい環境に拘わらず、優雅で穏やかな時間が流れていたことを思い出す」
●高良健吾(兄やん役)
「『南極料理人』の現場で僕は1番年下でした。先輩たちにとにかく優しくしていただいた記憶があります。現場での先輩たちの会話がおもしろくて、ふざけていて、最初から最後までただただ楽しかった現場です。僕はみんなに甘えて、心からおいしいと思える料理を食べて、本気でおいしい〜と言っていただけです。『南極料理人』をまたスクリーンで観ていただけることがうれしいです。男たちのむさ苦しい共同生活。唯一の楽しみは食事。舞台は南極。映画館に涼みに来てください」
●豊原功補(ドクター役)
「おにぎりがおいしかった。味噌汁は熱くて唇が腫れたけれどおいしかった。毎度のごはんも撮影もひたすら楽しく、実のところほとんど遊んでいた記憶しか残っていないのだけど、あれから17年を経たいまにして4K上映+ファン投票1位とのこと。この映画らしくのんびりとした幸せがディレイなサラウンドで漂ってくる感覚にしばし時が浸りました。『南極料理人』を好きでいてくれるみなさまに心から感謝します。またスクリーンでお会いしましょう」
●沖田修一(監督、脚本)
「このたびはファン投票1位、そして4Kリマスターでの上映おめでとうございます。と言われましたが、17年も経っているので、なんだか嘘みたいで、昔のアルバムを引っ張り出したような、気恥ずかしささえ感じます。撮影中は無我夢中で、飯の味さえ覚えていません。みんなに助けられながらの撮影でした。おかげで長生きする映画になりました、一人で観てもいいですが、みんなで観たほうが楽しい映画なので、もう一度、劇場の大きなスクリーンで、笑ったり泣いたりしながら、ポップコーンとか食べながら、みんなで集まってわいわい観てもらえたら、最高です」
文/鈴木レイヤ
