イ・ビョンホン主演『しあわせな選択』がやっぱり本命?観客動員数1600万人超えの話題作にも注目、第62回百想芸術大賞の動向をチェック

コラム

イ・ビョンホン主演『しあわせな選択』がやっぱり本命?観客動員数1600万人超えの話題作にも注目、第62回百想芸術大賞の動向をチェック

イ・ビョンホン、ソン・イェジンら有力候補と競う対抗馬の存在感

俳優部門に目を転じてみよう。前述した通り、『しあわせな選択』のイ・ビョンホン、『王と生きる男』のユ・ヘジンがノミネート。このベテラン2人に次いで、『サヨナラの引力』(7月3日公開)のク・ギョファンも気になるところ。昨年も『脱走』(24)で助演男優賞にノミネートされていたが、今年は主演男優賞でさらに存在感を強めている。Netflixで配信中のドラマ「誰だって無価値な自分と闘っている」も絶好調なだけに、この機運に乗って受賞の可能性も?

【写真を見る】10年ぶりに再会した、かつて恋人関係にあった男女が思い出をたどる『サヨナラの引力』
【写真を見る】10年ぶりに再会した、かつて恋人関係にあった男女が思い出をたどる『サヨナラの引力』[c] 2025 KC VENTURES CO., LTD AND K WAVE MEDIA LTD ALL RIGHTS RESERVED.

一方の主演女優賞は、話題性でいうと『しあわせな選択』のソン・イェジン。結婚、出産を経た7年ぶりの映画復帰作で、実生活の夫ヒョンビンもドラマ部門にて「メイド・イン・コリア」の演技で主演男優賞にノミネートされていることから、夫婦で受賞すれば盛り上がること間違いなし。だが、Netflix映画『パヴァーヌ』(26)で見せたコ・アソンの抑えた演技も評価が高く、衰えを感じ始めた60代の女殺し屋を描いた『破果(原題:파과)』(25)のカリスマ女優イ・ヘヨンの存在感も無視できない。

『パヴァーヌ』の抑えた演技が高く評価されたコ・アソン
『パヴァーヌ』の抑えた演技が高く評価されたコ・アソンNetflix映画『パヴァーヌ』独占配信中

SFやゾンビものも?バラエティあふれる新人部門

新人賞の行方も気になる。まず男優から。本命は『王と生きる男』のパク・ジフンと目されるが、『パヴァーヌ』で現代舞踊家を目指す青年を演じたムン・サンミン、そして『全知的な読者の視点から』(25)でSFアクションに挑んだアン・ヒョソプの頑張りも見逃せない。

『全知的な読者の視点から』でSFアクションに挑んだアン・ヒョソプ
『全知的な読者の視点から』でSFアクションに挑んだアン・ヒョソプ[c]2025 LOTTE ENTERTAINMENT, SMILEGATE, REALIES All Rights Reserved.

女優陣も混戦模様だ。オーディションで抜擢された『The World of Love』の新星ソ・スビンをはじめ、『今夜、世界からこの恋が消えても』(25)のシン・シア(テレビ部門でも「いつかは賢いレジデント生活」でノミネート)、『告白ヒストリー』(25)のシン・ウンス、『YADANG ヤダン』(25)のチェ・ウォンビンとフレッシュな魅力が競うなか、観客動員数500万人突破の『ゾンビ娘(原題)』(26年公開予定)でタイトルロールを演じたチェ・ユリが一歩先んじているかも。

『告白ヒストリー』のシン・ウンス
『告白ヒストリー』のシン・ウンスNetflix映画『告白ヒストリー』独占配信中

果たして、このまま『しあわせな選択』&『王と生きる男』が中心となるのか?それとも意外なダークホースが…。今年の百想芸術大賞の行方も気になってしょうがない!


文/前田かおり


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