佐藤二朗の狂気がにじむ『名無し』閲覧注意な新場面写真公開!横浜国際映画祭出品も決定

佐藤二朗の狂気がにじむ『名無し』閲覧注意な新場面写真公開!横浜国際映画祭出品も決定

俳優、脚本家、映画監督としても活躍する鬼才、佐藤二朗が初の漫画原作を手掛け、脚本&主演を務める映画『名無し』が5月22日(金)より公開される。このたび、右手に“見えない凶器”を握った、正体不明の“名無し”の狂気がにじむ新場面写真が解禁された。

【写真を見る】佐藤二朗が怪演!虚空を見上げる名無しの表情は、なにを意味するのか
【写真を見る】佐藤二朗が怪演!虚空を見上げる名無しの表情は、なにを意味するのか[c]佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ [c]2026 映画「名無し」製作委員会

佐藤が映画にすべく執筆するが、その過激なテーマと特殊な世界観ゆえに、お蔵入り寸前となっていたオリジナル脚本が編集者の目に留まり、永田諒の作画によって漫画化された「名無し」。自ら生みだしたキャラクター“名無し”を演じるのは、『爆弾』(公開中)で冴えない中年男の皮を被った知能犯、スズキタゴサク役を怪演し、日本アカデミー賞はじめ、さまざまな映画賞を席巻した佐藤。共演には、近年俳優としての評価を高め続ける丸山隆平、タレントの枠を超え女優、プロデューサー、実業家としても活躍するMEGUMI、同じ演劇畑出身の佐藤の熱望に応えて駆けつけた佐々木蔵之介が名を連ねる。そして『悪い夏』(25)、『嗤う蟲』(25)などで知られる城定秀夫がメガホンを取る。

今作で佐藤が演じるのは。「右手」で触れたすべてを消してしまう、未曾有の怪物“名無し”。白昼の商店街に突如現れ、無差別大量殺人事件を起こすが、映っているはずの凶器の姿だけが目視できない。警官がどんなに目を凝らしても、証拠となる凶器を握っているはずの右手のなかには、なにも見えない。

右手に握る“見えない凶器”を振るう名無し
右手に握る“見えない凶器”を振るう名無し[c]佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ [c]2026 映画「名無し」製作委員会

解禁された写真に写しだされるのは、これまでのパブリックイメージを真っ向から覆す、“静”の狂気を体現した佐藤演じる“名無し”の姿だ。血に濡れた口元、虚空を見上げる歪んだ表情、そして無表情でなにかを振り下ろす瞬間、その右手にははたしてなにが握られているのか。日常の延長線上に突如現れる“説明不能の狂気”が、観る者の感情を容赦なく侵食する。

佐藤自身も撮影を振り返り「自分自身で創り上げた役ですが、半ば放心状態です。放心状態にならざるを得ない役でした」と述懐。“名無し”というキャラクターは、経験豊富な佐藤をもってしてもすべてを出し切らねばならない難役であり、挑戦であったことを語っている。

さらに本作が、横浜国際映画祭のセンターピース作品として出品されることが決定。注目度の高い同映画祭の中核を担う一本として上映される。上映当日には、出演の丸山とMEGUMIが登壇予定だ。2人は幼少期の“名無し”を保護した名付け親であり、その右手の異能を目の当たりにする警察官、照夫役と、“名無し”と幼い頃から行動を共にし、右手の異能もよく知る女性、花子役を演じた。2人が原作、脚本を読んだ時の印象や、撮影現場での裏側について語られる貴重な機会となるので、ぜひ注目していただきたい。


はたして“名無し”が持つ目に見えない力の秘密に隠された、恐るべき真実とは?ぜひ劇場で目撃してほしい。

文/山崎伸子

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