『プラダを着た悪魔』アク強めのアシスタント役はハリウッドでも大出世!エミリー・ブラントのカメレオン俳優ぶり
20年ぶりの続編として期待感が高まる『プラダを着た悪魔2』(5月1日公開)。ファッション業界を舞台にした大ヒットドラマが再び幕を開けるなか、改めて注目したいのが世界的スターへと飛躍を遂げたエミリー・ブラントの存在だ。2006年の『プラダを着た悪魔』で辛辣なアシスタント役を演じて強烈な印象を残した彼女は、ジャンルも役柄も自在に横断する“対応力抜群の実力派女優”として活躍を続けてきた。そこで、その軌跡を代表作とともに振り返りつつ、現在地となる『プラダを着た悪魔2』へと至る歩みをたどってみたい。
故郷イギリスから『プラダを着た悪魔』でハリウッド進出!
イギリス出身のエミリー・ブラントは、2001年にジュディ・デンチと共演するなど舞台女優としてキャリアをスタート。ハリウッド進出の足掛かりとなったのが『プラダを着た悪魔』(06)だ。
アン・ハサウェイとメリル・ストリープの共演でファッション業界の内幕を艶やかに描いたこの作品でブラントが演じたのは、一流ファッション誌「ランウェイ」の編集部で働く辛辣な性格のアシスタント、エミリー。アンドレア(ハサウェイ)に厳しく当たりながらも仕事に誇りを持つ姿を、シニカルなユーモアとリアリティをもって表現して人気を獲得。
この作品の世界的ヒットに続き、同年、英BBC長編ドラマ「ナターシャの歌に」(05)でゴールデングローブ賞 助演女優賞(ミニシリーズ/テレビ映画)を受賞。そして伝記映画『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09) でタイトルロールを務め、さらなる飛躍を遂げることになる。
19世紀のイギリスを舞台にしたこの作品は、若き女王ヴィクトリアの恋と政治を描く歴史ドラマ。孤独な女王がアルバート公と出会い、愛と責務の狭間で揺れ動く姿が描かれる。ブラントは、七つの海を支配し、イギリスを世界最強の国へと導いた女王陛下を気高くも可憐に熱演。ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ)にもノミネートされ、世界的女優としての地位を固めていく。
