映画『木挽町のあだ討ち』は「記憶を消してまっさらな状態で観返したい」!?感想コメントでひも解く“ミステリーとしてのおもしろさ”
「お芝居がとても本格的」「衣装や美術に見惚れてしまう」…歌舞伎などスクリーン映えする圧巻の映像美
芝居小屋を中心に物語が展開されるということで劇中には歌舞伎の演目も登場し、舞台装置や衣装、小道具にも目を引かれる。また、冒頭の仇討ちのシーンでは、雪が舞うなかで菊之助と作兵衛が互いに血を流しながらの大立ち回りを披露しており、その白と赤の対比もとにかく美しい。こうした映像美は劇場のスクリーンでこそ映えるものばかりだ。
「物語のなかのお芝居がとても本格的でした。美術品のクオリティも高い」(20代・女性)
「雪に赤い衣装が映え、とても美しい」(60代・女性)
「手の込んだ衣装や美術に見惚れてしまった」(20代・女性)
「雪が舞うなか、真っ赤な着物と色とりどりの傘、血の赤と舞台が整っていた」(40代・男性)
「食事や風俗など江戸時代の生活感がよく出ていた」(20代・男性)
特に芝居小屋は、300人もの観客が座って観劇できる劇場を東映京都撮影所内のスタジオに完全再現したとのこと。『国宝』(25)で歌舞伎への注目度も高まっているが、本作においても、舞台上での演者たちの風格やそれを見つめる観客の様子など、当時の臨場感や熱気が体感できるはずだ。
このほかにも、「美しい時代劇ミステリー」(20代・女性)や「コミカルさとミステリー、人の優しさが詰まった作品」(20代・女性)、「いままで観たことのない時代劇」(30代・女性)、「おもしろい!そして泣ける」(40代・女性)といった感想が寄せられている。
時代劇ということをいつの間にか忘れて、一つの真実を追い求めるミステリー、心温まる人間ドラマに大勢が夢中になっていた。はたして、江戸中を揺るがした仇討ち事件の真相とは?作り込まれた世界観とあわせて、『木挽町のあだ討ち』を没入感ある劇場で楽しんでほしい。
構成・文/平尾嘉浩
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