一ノ瀬ワタル、元半グレで更生施設の寮長に!吉田恵輔監督最新作『四月の余白』6月公開決定

一ノ瀬ワタル、元半グレで更生施設の寮長に!吉田恵輔監督最新作『四月の余白』6月公開決定

<コメント>

●一ノ瀬ワタル(西健吾役)

「西健吾という過去に悪かった男が、現在では子どもたちの更生施設を運営している所から物語がはじまります。『四月の余白』のスタッフに小学校の先生をやられていた方がいて、その方は一旦教師を辞めて社会を学ぶ為にいろんな仕事をして経験を積んでると仰っていました。確かに学校で学ぶ事って勉強だけじゃないし、西健吾みたいな人生を歩んできたからこそ子どもたちに教えられる事ってあるんじゃないかなって思いました。子どもたちの為に体罰は必要なのか、なにが子どもたちにとっての幸せなのか。人は更生できるのか。過去の罪は許されないのか。この映画を観終わった後に、皆様の心に問う作品だと思います。『四月の余白』ぜひ劇場でご覧ください。」

●夏帆(草野冬子役)

「初めての吉田組は、毎日とんでもないスピードでぐんぐん進んでいき、的確で無駄がないのに、遊び心のある吉田さんの演出に、ただただ圧倒されるばかりでした。わたしは冬子という教師を演じています。人を指導することのむずかしさ、歯痒さ、そして罪を償うこととは?許すこと、許せないこと、答えのない問いに精一杯向き合いながら演じさせていただきました。一ノ瀬さん、そして上阪くんをはじめ、生徒役のみなさんと対峙した時間が、いまもまだ強く記憶に残っています。ぜひ、劇場に足を運んでいただけたらうれしいです」

●上阪隼人(澤海斗役)

「作品への出演が決まったときは、大きな喜びと同時に身の引き締まる思いがありました。常識にとらわれず、ユーモアと深い洞察をあわせ持つ吉田監督の現場は、常に和やかで笑いに満ちており、理解が難しい場面についても丁寧に向き合ってくださったことで、ある意味で『素の自分』で役を演じる事ができたと感じています。その年頃にしか分からない親や社会への反発心、なにが彼(海斗)をあんなふうにさせてしまったのか、役と向き合うなかで、僕自身も多くのことを考えさせられました。この作品は自分自身の人生を大きく変える一本になると思います。初めての経験も多く、なにが本当の正解かはまだ分かりませんが、この作品に僕は全力を注ぎました。人生のなかで吉田監督の作品に携わり、海斗として生きた時間は、僕にとって一生の宝物です」

●吉田恵輔(監督、脚本)

「この物語は私の実体験や、周りで起こったことをベースに書きました。子どもの頃に育った地域は治安が悪く、不良からヤクザになる人が沢山いました。私も誰かを傷つけたり、暴力を振るう事に罪悪感など考える事がなく、それが当たり前と思っている環境でした。その環境でも仲間や、理解のある大人との出会いで少しずつ、まともになっていった気がします。しかし、その成長過程で、飛び抜けて狂気に走る子どもが何人かいました。皆が痛みの限度を知るなかで、全く共感性などの理解がなく、仲間のなかでも孤立していき、嘘をつき、弱い人間を徹底的に痛めつけ全てを奪う。そういう子どもは、喧嘩が弱く、強いリーダーの陰に隠れて悪さをするタイプが多かった気がします。当時の学校教育は、教師が生徒を叩いたり、力でねじ伏せていました。そこで、ゲンコツの痛みを知って大人の階段を登る時代でした。しかし、現在の教育では教師が生徒に手を挙げる事ことは、当然ダメで強く叱ることも、場合によってはクレームがくる状況です。対話で理解させる。これがいまの教育。対話でなんともならない子どもを見てきた自分としては、現在の教育で狂気に走る子どもたちを、どうやって導いたらいいのか疑問を持っています。勿論、子どもに手を上げることは推奨していません。だとしたら、同じ目線で徹底的に向き合うしか道はないと思いますが、日本の教師は、あまりに時間がありません。授業を終えても、課外を作り、テスト採点をして、部活の顧問もやらなくてはいけない。給料だって高くなく、負担だけが多い職業となっています。この映画が、教師の環境問題、理解を超えた子どもとの向き合い方を見つめ直すきっかけになれば幸いです」


文/サンクレイオ翼

※吉田恵輔の「吉」の字は「つちよし」が正式表記
※山崎七海の「崎」の字は「たつさき」が正式表記
※高田万作の「高」の字は「はしごだか」が正式表記

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