「私も毎日戦ってます!」劇場版『緊急取調室 THE FINAL』でシリーズ12年の集大成を迎える天海祐希が“キントリ”ファンからの質問&お悩みにお答えします!

「私も毎日戦ってます!」劇場版『緊急取調室 THE FINAL』でシリーズ12年の集大成を迎える天海祐希が“キントリ”ファンからの質問&お悩みにお答えします!

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「大学受験を控えている高校3年生です。将来の夢のためにここの大学に行きたいという強い決意はあるのですが、やっぱり無理かなとたまに芯が潰れそうになるときがあります。天海さんは一度決めたことに対して迷ったことはありますか? あった場合はそれをどうやって乗り越えられたのか、対処法を教えてください」(10代/女性)

「くじけそうになることは誰にでもあるでしょう。人間ですからね。それに、自分で自分を信じることがいちばん難しい気がするんですよね。恋人や配偶者のことはわりと信じられるけれど、自分のことはなかなか信じ難い。自分のことはよく知っていますから。でも、そこを押して自分を信じてみるといいかもしれません。一生懸命頑張ったことは、例えそれが達成できなくても、私はあのとき、あそこまでできたんだっていうことが絶対に後々の自信につながるから。なので、挫けそうになる自分と戦うのはすごく大変なことだけど、頑張ってほしいですね。

救命救急士である娘・奈央(杉咲花)との親子のドラマも描かれる
救命救急士である娘・奈央(杉咲花)との親子のドラマも描かれる[c]2025劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

私も戦っていますよ。今も毎日、セリフを覚えていく作業を乗り越えています、台本を時々投げながら(笑)。『何だよ、この長いセリフは!』って言いながら、自分が投げた台本をまた拾いに行って、“やらなきゃダメだ!”何だこれ、覚えられないよ!”って葛藤している自分と戦っています。戦って、私は勝ちたいと思っているから。それに、繰り返しになるけれど、人生の大きな決断って、例えそれが達成できなくても私は決して失敗じゃないと信じているんです。最後の最後に“この道でよかった”って思えるように進めばいい。決して自分を見失わず、卑怯な方に逃げずに真っ直ぐ進めば、それが私にとっては自信になりますから。逆に逃げたりしたら、後悔がずっと残ってしまうので、“達成するんだ”“夢にたどり着きたいんだ”という思いのたけを胸に、自分と戦いながら突き進んでいってください」

「『緊急取調室』は被疑者との心理戦を通して、時には本音で対話をする真壁有希子が印象的ですが、天海さんが人と向き合うときに大切にしていることは何ですか?」(30代/女性)

「いちばん大事なのは、やっぱり本音で向き合うことじゃないですか。自分が伝えたいことや本心を、きちんと話す。ただ、そのときに自分の気持ちだけを伝えるのではなく、相手の状況も考えることが必要かなと思います。人ってやっぱり、自分の欲求をもとに相手と向き合いがちですけど、相手にも本音があるわけだから、そこを忘れちゃいけないかな。自分の自我だけを押し通すと、あまりいい結果を生まないような気がするから、『私はこう思うけれど、あなたはどう?』って促すことが大事なんじゃないでしょうか。

【写真を見る】自身が“キントリ”で演じた真壁有希子にように、本音で人と向き合うことの大切さを語る天海祐希
【写真を見る】自身が“キントリ”で演じた真壁有希子にように、本音で人と向き合うことの大切さを語る天海祐希撮影/杉映貴子

それこそ、いまは何でも、自分ひとりで完結してしまうことが多いですよね。それはとてもいいことでもあるけれど、悪いことでもあるような気がしていて。ひとりの世界だけで終わってしまって、相手との関係を考え、その状況を見極める経験にはあまりならないですから。なので、他者ととにかく交流する。みんな自我があって、自分はこうしたいけれど、この人はそうじゃないんだということをちゃんとわからなきゃいけない。真壁さんを見習ってください。彼女は被疑者にガンガン詰め寄るけれど、相手のことをよく見ているんですよね。言葉の使い方とか相手のそのときの状況を観察しながら、被疑者の心が動いた瞬間を見逃さない。テクニックではなく、そうやって向き合いながら相手の本音を引き出している。心を開いてあげているんですよ」


取材・文/イソガイマサト

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