名作小説「オズの魔法使い」との繋がりとは!?『ウィキッド 永遠の約束』物語の核心に迫る特別映像
20年以上愛され続けている不朽のミュージカルを映画化し、ブロードウェイミュージカル映画化作品において全世界興行収入歴代1位という金字塔を打ち立てたエンタテインメント超大作『ウィキッド ふたりの魔女』(25)。本作の続編となる『ウィキッド 永遠の約束』が2026年3月に公開となる。このたび、本作より特別映像が解禁となった。
数多くの受賞歴を誇るジョン・M・チュウ監督が再びメガホンを取り、アカデミー賞にWノミネートされたことでも話題となったシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデや『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(25)のジョナサン・ベイリーをはじめとした豪華キャストも再集結。名作小説「オズの魔法使い」で少女ドロシーが迷い込んだ“オズの国”。その国で最も嫌われた“悪い魔女”と最も愛された“善い魔女”の過去がそれぞれの視点から語られていく。
今回解禁された映像は「『ウィキッド 永遠の約束』は物語の新たな境地に足を踏み入れ、さらにパワーアップしている」というエルファバ役のエリヴォの言葉通り、前作を越えるスケールでさらに壮大な物語が描かれることを予感させる。監督が「困難な選択の先にある結末を描いた、より深い感情の物語だ」と語るように、本作では、前作で固い友情を築きながらも正反対の道を選んだエルファバとグリンダ(グランデ)の“その後”が描かれる。“悪い魔女”として悪名を着せられ民衆の敵となったエルファバは、オズの森に身を潜めながら自由のために闘い、“偉大なるオズの魔法使い(ジェフ・ゴールドブラム)”の噓を暴こうとする。一方のグリンダは、“善い魔女”として希望の象徴となり名声を得るが、その心にはエルファバとの決別が影を落としていた。グランデは「2人の友情が試される。光と影、苦悩、互いへの理解が描かれる」と語り、運命に引き裂かれながらも、もう一度向き合おうとする2人の友情の行方に期待が高まる。さらに監督は「本作で『オズの魔法使い』と『ウィキッド』の世界が交わる」とコメント。エリヴォとグランデも「ブリキの男、カカシの男、ライオンの誕生秘話も明かされる」、「ドロシーの知らないところでなにがあって、なぜそこへ行き着いたのかが分かる」とそれぞれ語り、本作と「オズの魔法使い」との重要な繋がりを明かしている。
正反対の道を歩みながらも、交差する運命。オズの未来を揺るがす、2人の魔女の“選択”とは?世界中を感動と興奮で包み込んだ世紀のミュージカル超大作の続きを描く本作に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ