悪夢的なビジュアルの連続と衝撃のラストに震える…カルト作『ジェイコブス・ラダー』4Kレストア版が公開
1990年に公開されたサスペンススリラー『ジェイコブス・ラダー』の4Kレストア版が、10月17日(金)より全国公開されることが決定、あわせてポスタービジュアルと予告編も解禁となった。
ベトナム帰還兵であったジェイコブは、ニューヨークの郵便局に勤めながら同僚の恋人ジェジーと暮らしていた。しかしある日、ベトナム戦争中の凄惨な体験が蘇る悪夢を見てから、身の回りで奇妙な出来事が起こり始める。ベトナム時代の戦友も同じような悪夢や幻覚に悩まされていることを知り、原因を探るジェイコブだったが…。
今でこそカルトムービーとして称賛されているが、正当に評価されるまでは時間がかかった本作。『ナインハーフ』(85)、『危険な情事』(87)などのエイドリアン・ラインが監督を務め、『ゴースト ニューヨークの幻』(90)のブルース・ジョエル・ルービンが脚本を担当した。主演は『ショーシャンクの空に』(94)のティム・ロビンス。主人公、ジェイコブの息子を『ホーム・アローン』(90)で大ブレイクを果たす直前、当時9歳のマコーレー・カルキンが演じている。
ゲーム「サイレントヒル」シリーズに影響を与えたともいわれる、恐ろしく悪夢的なビジュアルに圧倒される本作。その禍々しさを、スクリーンで確かめてみてほしい。
文/MOVIE WALKER PRESS編集部
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