柿澤勇人、山本高広、川田紳司ら豪華声優が新たに発表！『トリツカレ男』Awesome City Clubの主題歌が響く本予告も

いしいしんじによる名作小説をミュージカルアニメーションとして映画化した『トリツカレ男』が11月7日(金)に公開される。このたび、本作に柿澤勇人、山本高広、川田紳司、水樹奈々、森川智之らの出演が決定。あわせて、主題歌をAwesome City Clubが担当することも決定し、本ビジュアル、本予告が到着した。

【写真を見る】本作で柿澤勇人が声優初挑戦することが明らかに[c]2001 いしいしんじ／新潮社 [c]2025映画「トリツカレ男」製作委員会

なにかに夢中になると、ほかのことはいっさい見えなくなってしまうことからまわりのみんなに“トリツカレ男”と呼ばれている主人公ジュゼッペを演じるのは、Aぇ! Groupの佐野晶哉。そのあふれる才能からミュージカル出演の経歴を持ち、映画やドラマでも幅広く活躍している佐野が魅力たっぷりにジュゼッペを演じる。また本作のヒロインで、ジュゼッペが恋に落ちる風船売りのペチカを上白石萌歌が担当する。

今回、本作の追加声優が明らかになった。ジュゼッペの頼れる相棒で、ジュゼッペとペチカの仲を取り持つために奔走するハツカネズミのシエロを演じたのは、本作が長編アニメーションの声優初挑戦となる俳優、柿澤。劇団四季での経験を武器に、いま舞台界の第一線を走る俳優のひとりだ。さらに、ジュゼッペとペチカが住む街のギャングで、ツイストダンスを愛するド派手な性格のツイスト親分を山本、ツイスト親分のライバルであるサルサ親分を川田が演じる。また、病気の治療のため入院しているペチカの母を水樹、外国で子どもたちにアイスホッケーを教える、学校の先生であるタタンを森川智之が演じた。

シエロ役に抜擢された柿澤は「右も左もわからない僕を手取り足取りサポートしてくださったあたたかいチームに感謝しています。僕の演じたシエロは相棒であるジュゼッペの幸せを常に願い奔走するネズミくんです。佐野さんの可愛くて天真爛漫なジュゼッペとのやり取りはいまでもよい思い出です」と本作についてコメント。また、ツイスト親分役の山本は「ツイスト親分は、ギャングの親分っていうくらいなので、怖いイメージを持っていましたが、コミカルなおもしろい親分を演じられたんじゃないかと思います」とキャラクターについて語っている。

またあわせて解禁された本ビジュアルと本予告では、なんにでも夢中になる“トリツカレ男”のジュゼッペがペチカと出会い、恋する様子が描かれていく。ペチカの笑顔にはどこかくすみがあることに気づいたジュゼッペ。映像中盤では、1枚の写真が映しだされる。そこには優しく微笑むタタンの姿が。ペチカの本当の笑顔を取り戻すため必死に奮闘するジュゼッペに「君はバカだ！世界一のバカだ！」となにかを必死で訴えかけるシエロの叫びや、ジュゼッペの名を呼びながら必死に走るペチカ、最後にはペチカへの一途な気持ちを大声で叫ぶジュゼッペが映される。

本予告の前半はジュゼッペとペチカが出会った高揚感を表現した、佐野と上白石が歌う劇中歌「ファンファーレ～恋に浮かれて～」が使用され、後半には歌詞とアレンジがリライトされたAwesome City Clubが歌う主題歌「ファンファーレ」が使用されている。両楽曲を制作したAwesome City Clubのatagiは、「主題歌は全ての方への人生讃歌になればという想いで作らせて頂きました」とコメントしている。

いしいしんじによる名作小説をミュージカルアニメーションとして映画化した『トリツカレ男』[c]2001 いしいしんじ／新潮社 [c]2025映画「トリツカレ男」製作委員会

あわせて解禁された本ビジュアルには寂しげな表情を浮かべるペチカと、様々なものに“トリツカレた”ジュゼッペがペチカの笑顔のために奮闘する姿が描かれている。また、キャッチコピーは「きみの笑顔のためなら、なんだってできる」とジュゼッペの心境が表現したものとなった。

豪華声優陣はどのようなAwesome City Clubのatagi手がける楽曲とともにどのような物語を繰り広げるのだろうか？“せつなくまぶしいラブストーリーミュージカル”『トリツカレ男』の続報に今後も注目してほしい。