ウェス・アンダーソン最新作『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』ファン必携の限定グッズ付きムビチケ発売!
ウェス・アンダーソンの監督最新作『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』(9月19日公開)。このたび、本作のバンドルムビチケ前売券が8月30日(土)より発売されることが決定した。
今年3月には書籍『ウェス・アンダーソンの世界展 -The Museum of Wes Anderson-』が発売されるなど根強い人気を誇るアンダーソン。最新作は『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(21)にも出演したベニチオ・デル・トロを主演に迎え、ケイト・ウィンスレットの娘で俳優のミア・スレアプレトン、『バービー』(23)でアランを演じたマイケル・セラ、アカデミー賞ノミネート俳優のリズ・アーメッドらウェス組初参加のキャスト、そしてウェス作品の常連ともいえる、トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ブライアン・クランストン、マチュー・アマルリック、ジェフリー・ライト、ルパート・フレンド、ホープ・デイヴィス、そして物語の重要なカギを握る人物にベネディクト・カンバーバッチと超豪華キャストたちが競演する。
物語はデル・トロ演じるヨーロッパの富豪、ザ・ザ・コルダが娘で修道女のリーズル(スレアプレトン)を後継人に任命したところから始まる。画策していたビジネスの危機的状況を打開すべくヨーロッパを旅する間に様々な事件(ザ・ザ自身の暗殺計画など)に巻き込まれていくというクライム・ファミリー・コメディ。物語の後半では、カンバーバッチ演じるヌバルおじさんとザ・ザの決死のバトルも繰り広げられるなど、一瞬たりとも見逃せない作品になっている。
30日から販売がスタートするのは2種類のオリジナルグッズ付きムビチケ前売券。ひとつは「ギャップステータス」ロゴTシャツ付きムビチケ前売券。Tシャツ前面の胸元には、ザ・ザが出資者たちに手土産として渡す手榴弾のイラストが配置され、背面にはザ・ザがフェニキア中をまわって回収に励むギャップ=赤字の負担率を示すグラフがデザインされている。左からファルーク王子とサクラメント連合、マルセイユ・ボブ、ニューアーク・シンジケート、はとこのヒルダ、ヌバルおじさんの負担率が記載されている。
もう1種は「ダム/キャンペーンルート」トートバッグ付きムビチケ前売券。はとこのヒルダが建設を監督している流域水力発電ダムのイラストが片面に、もう一方には、ザ・ザ一向のキャンペーンルート(渡航ルート)を示すメモがプリントされている。Tシャツ、トートバッグに使用されているイラストはすべて本編中に登場するので、スクリーンでよく目を凝らして確認してほしい。
本作のムビチケは30日より、各種4,900円(税込)で発売。蔦屋書店、タワーレコード、ヴィレッジヴァンガードの一部店舗と渋谷ホワイトシネクイントにて取り扱われる。また蔦屋書店の一部店舗ではECサイトでの販売も予定しているとのこと。
作品を発表するたび新たなファンを生みだし続けるアンダーソン。最新作の公開には、オリジナルグッズを身に付けて駆けつけよう!
文/スズキヒロシ