新米殺し屋イヴの初任務に迫る!少女時代スヨンも登場する『バレリーナ:The World of John Wick』本編シーン

新米殺し屋イヴの初任務に迫る!少女時代スヨンも登場する『バレリーナ:The World of John Wick』本編シーン

キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋を演じる「ジョン・ウィック」シリーズの最新作『バレリーナ:The World of John Wick』(8月22日公開)。本作より、アナ・デ・アルマス演じる“新米”殺し屋イヴの初仕事を捉えた本編シーンが解禁となった。

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【写真を見る】大富豪の娘カトラ・パクを演じる少女時代のスヨン[R], TM & [c] 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

幼い頃に殺された父親の復讐を胸に誓い、ジョン・ウィックの古巣でもある暗殺者養成組織ルスカ・ロマで12年間にも及ぶ過酷な訓練を積んだイヴ。共に汗と涙をのんだ友との別れ、残酷すぎる最終テストもクリアし、晴れて1人の殺し屋となった。そこへディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)より、初任務として大富豪の娘カトラ・パク(スヨン)の護衛を命じられる。

カトラを狙うのはフル装備のプロの殺し屋たち。対してイヴに与えられた武器は、小型銃のグロック43Xにゴムの銃弾のみ。殺し屋デビュー戦にしてはオモチャ一つで挑むという超スパルタな内容だが、イヴは首尾よくカトラが遊んでいるクラブに潜入する。当初は襲い来る殺し屋たちにボコボコにされるも、颯爽と立ちあ上がって“ガン・フー”を炸裂させる。煌びやかなドレスをはためかせ、しなやかに舞い、鋭く撃つ。それはまさに、「ジョン・ウィック」シリーズの伝承芸を華麗に進化させた“バレリーナ・スペック”。果たして、イヴは無事にカトラを守り抜くことができるのか?

このシーンについてアルマスは、「イヴにとって成長のための戦いだった」と振り返る。「彼女はルスカ・ロマから現実の世界に出て行こうとしています。ミスを犯す自分に腹を立て、イライラしてしまう彼女が、この任務によって必要なスキルを学んでいく過程を見ることができるシーンなんです」と語るように、殺し屋になったばかりのイヴは熟練のジョン・ウィックとは違い、常に冷静沈着ではない。それゆえ、人間らしくチャーミングで応援したくなる唯一無二のキャラクターとなっている。

また、本作にてハリウッドデビューを果たした少女時代のスヨンは、「脚本を読み始めてすぐに物語に引き込まれました。アクション映画であると同時に、父と娘の関係を描いた物語でもあるからです」とアクションだけでなくいままでの「ジョン・ウィック」シリーズには無いドラマが展開されることも示唆している。

2D上映に加えて、Dolby Cinema、Dolby Atmos、MX4D、4DXのラージフォーマットでも同時上映される『バレリーナ:The World of John Wick』。大迫力の映像と音響で本作を体感してほしい。


文/平尾嘉浩

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