北川景子主演『ナイトフラワー』第2弾キャストは森田望智！シスターフッドを写しだした新場面写真
『ミッドナイトスワン』(20)で第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた内田英治監督が原案、脚本、監督を手がけた最新作『ナイトフラワー』(11月28日公開)。本作の第2弾キャストとして森田望智が出演が発表。あわせて新たな場面写真も到着した。
内田監督自ら原案、脚本も務め新たに贈るのは、借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親が、2人の子どもの夢を叶えるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマンサスペンス。主人公の永島夏希を、『ファーストラヴ』(21)、『スマホを落としただけなのに(2018)』(18)、『ラーゲリより愛を込めて』(22)など数々の話題作で主演、主要キャストを務め、演技力の高さと圧倒的な存在感を放つ女優、北川。全世代から圧倒的な支持を誇る北川は、ほぼスッピンで顔を崩して大きく笑い、関西弁で捲し立て、泣きじゃくり、夜のネオン街を全力で駆け回るなど、今まで見せたことのない表情で強くたくましい母を熱演している。
このたび第2弾キャストとして発表された森田は、Netflixの「全裸監督」シリーズ、「シティーハンター」やNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」、「虎に翼」など話題作に立て続けに出演。そんな彼女がこの映画で演じるのは、深い孤独を抱える格闘家の芳井多摩恵。ドラッグの売人になることを決意した夏希の“ボディーガード役”として、夏希と絆を深めていく重要な役どころだ。交わるはずのなかった彼女たちの出会いが、物語を一気にスリリングな展開へと導いていく。
「多摩恵はいままでにないくらい自分とはかけ離れた役。これまで戦いとは無縁だった私が、格闘技という戦いの世界にどっぷりと浸かり、闘志に染まることができるのか不安だった」と語る森田は、格闘家である多摩恵を演じるにあたり、約半年間に渡る過酷なトレーニングに挑み体重を7kg増量。本編では本人の不安とは裏腹に、プロも絶賛する迫力の格闘シーンを見事に演じ切っている。また多摩恵というキャラクターについて「夏希との出会いをきっかけに、彼女本来の優しさやピュアさ、素直さが少しずつ表に現れ、色がついていく姿がとても魅力だと感じた」とも語っており、夏希と多摩恵が出会ったことで起こる彼女たちの化学反応に期待が膨らむ。
そんな森田を間近で見ていた主演の北川は「森田さんがご本人と正反対な役にもがきながらも体当たりで向き合う姿を側で見ていたからこそ、私も夏希役をやり抜くことができたと思います。夏希が多摩恵と、外れた道であったとしても強い気持ちで進んでいけたのは、多摩恵だったからにほかなりません。私も森田さんでなければ、できませんでした」と語り、演じたキャラクターと互いの現場での存在を重ね合わせ、森田への深い信頼をにじませる。
タイプの違う2人が出会い、唯一無二のバディとなったキャスティングについて、内田監督は「やさぐれた女性総合格闘家の役で、格闘技経験ゼロからの挑戦。初稽古で“猫パンチ”を見た時めまいがしました」と語りながらも「しかし彼女は不屈の精神で役を自分のものにしたのです。北川景子さんとのシスターフッド感もたまらなく好きです。役者魂を目の当たりにしました」と森田の役作りに挑む姿勢を絶賛。北川と森田の化学反応により、夏希と多摩恵のシスターフッドドラマと、緊迫のヒューマンサスペンスが絶妙に絡み合う物語が誕生した。
あわせて解禁された場面写真では、ブルーのインナーカラーをさりげなく揃えた2人が肩を組んで笑い合う無邪気な姿や、ベンチに腰かけ、深刻な面持ちで向き合う緊張感あるカットなど、2人の絆が垣間見えるシーンが印象的に切り取られている。さらに、ティザービジュアルでも注目を集めた、北川のどこか憂いげな横顔のカットに加え、格闘家役として体当たりで挑んだ森田の闘志あふれる試合シーンも新たに解禁。物語の熱量と不穏さ、2人の関係性を感じさせるカットが揃っている。
本作で初共演となる北川と森田が紡ぐ女性同士の連帯。スクリーンで物語と向き合ってほしい。
