「シュレック」や「ボス・ベイビー」といった人気シリーズから、今年日本公開された『野生の島のロズ』(24)まで、数々の話題作を世に送りだしているドリームワークス・アニメーション。そんなドリームワークスがユニバーサル・スタジオとタッグを組んだ最新作が、アカデミー賞2部門でノミネートされ、アニー賞10部門を受賞、その後2作の続編にスピンオフのTVシリーズも製作されたヒット作を実写映画化した『ヒックとドラゴン』(9月5日公開)だ。バイキングの少年ヒックと伝説のドラゴン、トゥースの友情と大冒険を描いて世界中から感動の声が集まった本シリーズに、最新のIMAXカメラで撮影されたリアリティあふれる映像と圧倒的な没入感が加わり、驚異の“ドラゴンライド・アドベンチャー”が誕生した。
「『ヒックとドラゴン』を観るなら絶対4Dを選ぶべき!」(エース)
ヒックがトゥースに乗って大空を飛翔する躍動感、無数のドラゴンたちが飛び回る迫力など、映画館の大きなスクリーンで観るのにふさわしい本作は、IMAX、MX4D、4DX、SCREENX、Dolby Cinemaなどのラージフォーマットでの上映も決定している。そこで人気お笑いコンビ、バッテリィズのエースと寺家が4Dで『ヒックとドラゴン』をひと足早く体験!4Dだからこそ楽しめるポイントや注目シーン、さらに作品から受け取ったメッセージについても語ってもらった。
ドラゴンを宿敵とする、バイキング一族のリーダーを父に持つヒック(メイソン・テムズ)は、“ナイト・フューリー”と呼ばれる伝説のドラゴンを撃ち落とすことに成功するも、傷ついた彼を助けることを決断。これをきっかけに、ヒックはドラゴンをトゥースと名づけ、心を通わせるようになる。しかし、ヒックはトゥースとの友情と、ドラゴンの一掃を目指すバイキングの掟の狭間で葛藤し、悩むことに…。恋心を寄せるアスティ(ニコ・パーカー)には責められ、父ストイック(ジェラルド・バトラー)から突き放されてしまうヒック。さらにドラゴンの世界の驚くべき秘密が明らかになった時、大きな試練が待ち受けることになる。
今回、バッテリィズが体験した4Dは、前後左右、上下に動くモーションシートや水や風、香り、フラッシュ、バブルなど様々な特殊効果によって、映画を体全体で堪能することができる体感型の鑑賞スタイルだ。
鑑賞前からドラゴンの飛行シーンが楽しみで仕方なかったというエースは、上映後、「めちゃくちゃ最高でした!僕はとにかく飛行シーンが大好き。一度4Dで体験してしまったら、普通のフォーマットでは物足りなさを感じてしまうかも」と興奮気味。期待以上に“飛んでいる感覚”を味わえたようで、「『ヒックとドラゴン』を観るなら絶対4Dを選ぶべき!」と太鼓判を押す。
「ストーリーも感動するので、途中ちょっと泣きそうになって。でも、4Dの迫力を浴びてテンションが上がっていたから、泣いている暇がなかったです」とエース。すかさず寺家から「4Dが感動を相殺しているみたいに聞こえるぞ!」とツッコミが…。エースは「動きの楽しさが勝ちすぎて、涙を流す暇がなかったというか(笑)。もはやロングアトラクションみたいでおもしろかったので!」と全身で4Dの楽しさに浸っていた。
一方、4D初体験だという寺家は、「実は高所恐怖症。空を飛ぶシーンはちょっと怖いかも…」と鑑賞前に不安な表情も見せていたが、鑑賞後は「4Dで観て正解!」と大満足の様子。「(怪我を負った)トゥースが飛ぶ練習をするように、僕も練習しているような気分になって、徐々に慣れていきました」とトゥースの境遇に寄り添い、気持ちが“リンク”していった模様。さらに、風や背中から感じる熱や刺激について、「戦いのシーンでは実際に戦場にいるようにビクッとします。怖さもあったけれど、そういう楽しみ方ができて新鮮でおもしろかったです。実際にヒックやトゥースが感じているものとは違うはずだけど、同じような気持ちになれる、という感じですね」と4D演出の絶妙な塩梅を絶賛。「盛り上がる総バトルシーンは振動なしでの鑑賞は考えられない。飛びながら揺れながらハラハラしながら全身でバトルシーンを楽しんでほしいです」と笑顔を見せていた。