阪元裕吾監督作『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]』公開決定!W主演、松本卓也&伊能昌幸コメントも
阪元裕吾監督の最新作『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]』が10月10日(金)より公開されることが決定。あわせて場面写真とキャスト&監督コメントが解禁となった。
本日7月16日(水)に「阪元裕吾監督&脚本作品2016-2025コンプリートブック」が発売となった、阪元監督の最新作となる本作。阪元監督といえば、殺し屋女子2人の爽快アクション『ベイビーわるきゅーれ』(21)がインディーズ映画としては異例のロングランヒットを記録。劇場公開映画として3本、テレビドラマ化もされるなど、同シリーズで熱狂的なファンを多数獲得した。また、今年3月に公開となった青春映画『ネムルバカ』(25)では、人気漫画家である石黒正数による同名傑作漫画を実写映画化。同じ部屋に住む女子大生2人の日常を瑞々しく描き、スマッシュヒットを記録。さらに、脚本提供した『ゴーストキラー』(25)はアメリカでのリメイクが決定するなど、ニュースに事欠かない快進撃が続いている。
本作は、フリーで殺しを請け負う殺し屋、国岡昌幸(伊能昌幸)の日常に、阪元監督が密着したフェイクドキュメンタリー作品『最強殺し屋伝説国岡[完全版]』(22)、『グリーンバレット 最強殺し屋伝説国岡[合宿編]』(22)の続編。本シリーズは阪元監督のキャリアの原点であり、ファンにとっても待望の新作だ。国岡役の伊能と、前作『グリーンバレット』から国岡の相棒として頭角を現した真中卓也役の松本がダブル主演。殺し屋としては二流で、うだつが上がらない真中の苦悩と葛藤、そして彼らの“絆”と“成長”を描きだす。また、アクション監督として『侍タイムスリッパー』(24)の回想シーンで剣術指導を担当した垣内博貴が参加している。
殺し屋、真中(松本)は、アルバイトで生計を補う日々を送っていた。ある日、銃の調達依頼で大きなミスを犯し、命の危機に瀕していたところを、同じ殺し屋の国岡(伊能)に救われる。しかし、その1件が原因で真中は殺し屋協会から謹慎処分を受けてしまう。そんななか、突然現れたのは京都殺し屋ランキング元祖1位である真中の父親。「まともに仕事もできねえなら、実家の手伝いせえアホ!」と一喝し、無理やり実家に連れ去ってしまう。しばらくして国岡が様子を見に行くと、そこには淡々と家事をこなし、家の手伝いに徹する変わり果てた真中の姿が。しかし国岡の「お前さ…本当は殺し屋やめたくないんじゃないの?」という言葉で、真中の眠っていた闘志が再び火をともす。自分の才能に限界を感じながらも父親に決闘を申し込み、再び殺し屋として道を歩む決意を固める。父親を倒すため、熾烈な特訓の日々が始まる。
解禁された場面写真は、本作の主人公である真中と国岡を正面から捉えたものと、どこかの神社の拝殿前で、真中&国岡が2人の敵を前ににらみあう様子がとらえられている。熾烈な争いの幕開けを感じ、本編が気になるショットだ。
真中役の松本は「今回は真中がフィーチャーされることもあり、おもしろいものができるのか、作品の肝となるアクションがちゃんとできるのか不安になることもありました。ですが出来上がった作品を観見て、自信を持ってみなさまにお届けできると思いました。みなさまのご来場をお待ちしております!」と本作への思いをコメント。国岡役の伊能は「『グリーンバレット』から3年、ようやく新作が公開となります。殺し屋×日常をやってきた『最強殺し屋伝説国岡』シリーズですが、今回フォーカスされるのは『どうして殺し屋を続けたいの?』という、どいつもこいつも殺し屋やってるのが当たり前なせいで多分みんな忘れてたであろう部分です」と本作のテーマを語った。メガホンをとった阪元監督は「トラブルあり笑いあり涙あり追撮ありの大変な現場でしたが、大学の友だちである伊能昌幸、松本卓也と付き合い続けて10年になる節目にふさわしい超絶アクション映画になりました」と語っている。
果たして本作ではどのようなアクションとドラマが描かれるのだろうか?フルスロットルで駆け抜ける、痛快エンタテインメントに期待が高まる。