アヌシー国際アニメーション映画祭で話題を呼んだ『リビング・ラージ!』が10月日本公開!ティザービジュアルも

アヌシー国際アニメーション映画祭で話題を呼んだ『リビング・ラージ!』が10月日本公開!ティザービジュアルも

アヌシー国際アニメーション映画祭でも話題を呼び、映画音楽で評価を得たストップモーションアニメ『リビング・ラージ!』が10月3日(金)より日本公開決定。あわせてティザービジュアルが到着した。

【写真を見る】自分のことを少し好きになれる『リビング・ラージ!』
【写真を見る】自分のことを少し好きになれる『リビング・ラージ!』[c] 2024 Barletta,Novinski,Novanima,Česká televize,RTVS,MAGIC LAB

13年前に出会った1冊の小説から構想を重ね、12年の歳月を経て映画化したという本作。チェコのアニメーション作家クリスティーナ・ドゥフコヴァが監督を務める本作は、丁寧に作られた人形、夢想や想いをすくい上げるストップモーションアニメーション、そして胸に残るラップやメロディで、揺れ動く感情や言葉にならない想いをやわらかく受け止める。

主人公ベンは、音楽と料理が大好きでちょっとシャイな男の子。気の合う友だちとバンドを組んで、ラップを書いて、料理を楽しむ毎日を送っている。学校ではあまり目立たないけれど、キッチンに立つときと歌っている時だけは、少しだけ自分を好きになれるキャラクターだ。そんなある日、クラスメイトのクララのことをふと意識しはじめたベンは、自分の見た目や気持ちが少しずつ気になり、ダイエットにも挑戦してみる。けれど、思うようにはいかず、歌詞にもならないモヤモヤが胸の奥でざわめき出す。

あわせて解禁されたティザービジュアルでは、ベンのまわりにバンド仲間や気になる存在のクララが並び、ポップコーンをほおばるベンをやさしく見守る姿が描かれる。キャッチコピー「でっかい心で、生きていこう!」は、スイーツ好きでマイペースなベンのキャラクターを写しだすと共に、この作品が彼の成長を描いた物語であることを表している。


オリジナルのラップ曲に加え、スロバキアのロックバンドWalter Schnitzelssonの軽快なサウンドが響きわたる本作。劇場のスクリーンで、きっと“ちょっといい日になるかも”という予感を感じてみてほしい。

文/サンクレイオ翼

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