丸山隆平が声優初挑戦!『アズワン/AS ONE』白石晴香、武内駿輔、日笠陽子ら追加キャストが決定
劇場版「名探偵コナン」シリーズなどを手がける静野孔文監督と、「新世紀エヴァンゲリオン」や『サマーウォーズ』(09)のキャラクターデザインを手がけてきた貞本義行がタッグを組む劇場アニメーション『アズワン/AS ONE』(8月22日公開)。このたび、本作の追加声優キャストとして白石晴香、武内駿輔、日笠陽子、丸山隆平の出演が決定した。
アーケードゲーム「星と翼のパラドクス」を原作として制作が開始された本作。原作の設定と世界観を踏襲し、静野監督のコンセプトを元に制作陣、脚本家とともに生みだした完全オリジナルストーリーが展開される。登場人物は全て新たに設定し、原作同様に貞本がキャラクターデザインを担当した。舞台は現代の日本。ミュージシャンを目指す高校生のヨウ(声:白岩瑠姫)は、反対する親とバンド仲間との人間関係に悩み、自らの将来を決めかねていた。そんなある日、渋谷の交差点を歩くヨウの脳内に「助けて!」という声が響き、白い光に包まれる。一方、宇宙に浮かぶ巡星。エネルギー源の「星血」を巡り、長い間戦争状態にあったヴ・レード惺王国と轟ア・スレッガ国との休戦の調停式が行われようとしているまさにその時、巨大軌道デブリが落下し、星の治安を守るプルガード隊のヴィーゴが必死に対処していた。ヴィーゴを助けるべく、ロボット整備士のラコは整備途中の機で飛び立つが、危機一髪の状況に陥ることに。本作のメカニックデザインは「ガンダム Gのレコンギスタ」などの形部一平が担当する。
今回、ヨウが出会う、巡星でロボット整備士として暮らす少女、ラコ役に白石が決定。そして、ラコが兄のように慕うプルガード隊のヴィーゴを武内、物語の鍵を握る謎の研究員キザナを日笠が務める。また、ラコの父のルロワ役にSUPER EIGHTのメンバーである丸山が抜擢された。
さらに、キャスト陣からのコメントも到着。ラコ役の白石は「シーンの映像美に感動しました。ラコは天真爛漫で、コミュニケーション能力が高く、芯の強い女の子です。そんな彼女の力強さや明るさ、葛藤などをしっかりと表現できるよう、アフレコに全力で挑みました!」と、アフレコに手応えを感じた様子。武内は「自分の正義を貫くこと。そこにエネルギーを燃やし尽くすような、彼の感情に向き合いました」、日笠は「自分の信念を貫き通すこと、それがどの道であったとしても、私は彼女の姿は真摯で美しいと思います。歌の力、想いの力は本当に世界や誰かを救うのかもしれないと思わせてくれるアズワン、公開を楽しみにお待ちください」と作品への熱い想いを寄せた。
そして、本作でついに声優初挑戦となる丸山はコメントで、「僕にとってコレまでのキャリアに無い経験をさせてもらえたこと、嬉しく思います。いまの高い水準で届けられる日本アニメ映画に参加させていただくにあたって、とても勇気が必要でした」と初挑戦への緊張を明かした。さらに、「特に今作は、”想いを繋ぐ”、”自分を信じる”が大きなテーマにあるように思います。壮大なエンタメのなか、僕自身の役は声優初にも関わらず、演じる上で特殊な技術を求められました。人物としても謎めいていて、作品の一部として、みなさまにどう楽しんでいただけるのかいまからワクワクしてます」と、作品への思いと公開への期待をにじませた。
新時代のSFアニメーション映画として大きな注目を集める本作。豪華キャストと制作陣が集結した本作の続報に今後も期待したい。