ポール・トーマス・アンダーソン&レオナルド・ディカプリオ『ワン・バトル・アフター・アナザー』公開日決定!怒涛の30秒予告も
カンヌ、ベネチア、ベルリン、世界3大映画祭をすべて制覇した唯一の監督、ポール・トーマス・アンダーソンの最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が10月3日(金)に公開となることが決定。このたび、本作の30秒予告が解禁となった。
本作は冴えない革命家のボブ(ディカプリオ)のひとり娘が何者かに狙われ、次から次へと迫る刺客たちとの戦いを描く怒濤のチェイスエンタテインメント。監督、脚本を手がけたアンダーソンは『マグノリア』(99)で第50回ベルリン国際映画祭金熊賞、『パンチドランク・ラブ』(02)で第55回カンヌ国際映画祭監督賞、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07)で第58回ベルリン国際映画祭監督賞、『ザ・マスター』(12)で第69回ベネチア国際映画祭銀獅子賞を獲得、オスカーノミネーションは11回という驚異のキャリアを誇る世界有数のトップ・クリエイター。彼のもとにアカデミー賞に輝く3大俳優ほか超豪華アンサンブル・キャストが集結した本作。主演で冴えない革命家のボブを演じるレオナルド・ディカプリオ、無慈悲な軍人“ロックジョー”を演じるショーン・ペン、謎の空手道場の“センセイ(先生)”役のベニチオ・デル・トロというかつてないインパクトの布陣が実現した。加えて、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラー、チェイス・インフィニティら、脇を固める共演陣にも個性派が勢ぞろいとなっている。
今回、ノンストップで繰り広げられるチェイスを凝縮した力強いカットダウン予告映像が解禁。ディカプリオ演じる主人公がただならぬ表情で「俺の名前はボブ、革命組織の一員でヤバい軍人に追われている」と助けを求める。国境の壁を逃げる人々、ヘリに乗り込む軍人、家のドアを銃弾が撃ち抜く映像が連写される。娘ウィラ(インフィニティ)のクローズアップに「娘を助けたい」というボブの悲痛な叫びが響き渡る。その後、路上には暴徒が集い、誰もが銃を撃ちまくる場面へ。一体なにが起こっているのか、どんな展開を迎えることになるのか予想がつかない強力な30秒となっている。
3大国際映画祭を制覇した世界でたった一人の監督とディカプリオをはじめとするアカデミー賞受賞の3大俳優の共演はどのような結末を迎えるのか?逃げても逃げても逃げ場がない怒涛のチェイスエンタテインメントに期待が高まる。
文/鈴木レイヤ