NON STYLE井上裕介とファイルーズあいが、「X」シリーズにハマったきっかけは?最新作『MaXXXine マキシーン』の注目ポイントも熱弁

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NON STYLE井上裕介とファイルーズあいが、「X」シリーズにハマったきっかけは?最新作『MaXXXine マキシーン』の注目ポイントも熱弁

毎月24日にTOHOシネマズにて行われる“A24の日”企画の第5弾として5月24日、シリーズ完結編の『MaXXXine マキシーン』(6月6日公開)の公開が迫るタイ・ウェスト監督の「X」シリーズの第1弾『X エックス』(22)と第2弾『Pearl パール』(22)のイッキ見上映イベントがTOHOシネマズ日比谷にて開催。その上映後のトークイベントに、NON STYLEの井上裕介と声優のファイルーズあいが登壇した。

ホラー映画好きを公言している井上とファイルーズは、それぞれシリーズの登場キャラクターをイメージした衣装で登場。『Pearl パール』に登場したデヴィッド・コレンスウェット演じる映写技師の姿になった井上は「(映写技師が)最後まで生き延びるかと思っていたら、わりとあっさりと…」と苦笑を浮かべ、『MaXXXine マキシーン』でミア・ゴスが演じた主人公マキシーンのトレードマークであるグリーンのスタジャンコーデで登場したファイルーズは「この世界に没入できてうれしいです!」と満面の笑みで挨拶。

【写真を見る】NON STYLE井上は“映写技師”、ファイルーズあいはマキシーン。登場人物をイメージした衣装で登場!
【写真を見る】NON STYLE井上は“映写技師”、ファイルーズあいはマキシーン。登場人物をイメージした衣装で登場!

トークではまず、本シリーズにハマったきっかけについて語り合う2人。「観ていくと奥が深い!」と興奮気味の井上は、すでに『MaXXXine マキシーン』を鑑賞済みであることを明かし、「最新作を観終えると、もう一度『X エックス』に戻りたくなる。細かい遊びもたくさんあるし、いろんな描写を含めて『すべてつながるってこういうことか!』という気持ち良さがある」と熱弁。

一方ファイルーズは、子どもの頃からホラー好きだったことを振り返りつつ、「非日常感を安全な場所で楽しめるのはすごく魅力的。特に海外のホラー映画が好きな理由は、キャラクターがすごく個性的だから。特にマキシーンは、シリーズごとにビジュアルも変化していく。私が一番心を掴まれたのは、『Pearl パール』のエンドロール。あれを観て、あのパールの迫力と目力にやられたファンは多いと思います」と語った。

最新作の注目ポイントとして、マキシーンの顔つきの変化を挙げた井上
最新作の注目ポイントとして、マキシーンの顔つきの変化を挙げた井上

さらに最新作『MaXXXine マキシーン』の話題に移ると、井上は「『X エックス』と『MaXXXine マキシーン』は時系列がぐっと繋がります。いろんなことを経験してしまったがゆえに、(マキシーンの)顔つきが変わってしまうのを観てほしい」と注目ポイントを挙げ、「これまでは斧を持っていたけど、最新作では中。殺人にちゃんと理由ができたという、成長が見られるんです」とマキシーンの変化と成長にも言及。

またファイルーズは、劇中に出てくる「私らしくない人生は受け入れない」という言葉を挙げ、「役者をやっていると、自分以外のなにかであったり、みんなが求める自分をやらなきゃいけない時もある。ですがこの言葉を聞くと、すごく勇気付けられます。『MaXXXine マキシーン』を観た後だと解釈や捉え方も変わってきます」と語り、「あとはリリー・コリンズがめっちゃ可愛いので、そこも注目してほしいです!」とアピールした。

「この言葉を聞くと、すごく勇気付けられます」と劇中のセリフの魅力を語ったファイルーズあい
「この言葉を聞くと、すごく勇気付けられます」と劇中のセリフの魅力を語ったファイルーズあい

最後に井上は、「三部作の最後ですべてを回収してくれるので、『MaXXXine マキシーン』を観て心震えて、人間の怖さを感じていただき、また『X エックス』や『Pearl パール』を観て細かい遊びを楽しんでいただきたいです」と期待をあおると、「また男子諸君!『MaXXXine マキシーン』を観ると、とんでもなく震えあがるところがあるから覚悟しといて!(笑)」と呼びかけていた。


文/久保田 和馬

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