厨房にスライム音と笑い声が響き渡る!?『We Live in Time この時を生きて』特別映像
『ブルックリン』(15)のジョン・クローリー監督最新作『We Live in Time この時を生きて』が6月6日(金)より公開される。このたび、本作より特別映像「なかよしクッキング編」が解禁となった。
本作は、時代の最先端を走るスタジオA24が北米配給権を獲得した話題作。フローレンス・ピューとアンドリュー・ガーフィールドが主演を務める。物語の主人公は、新進気鋭の一流シェフ、アルムート(ピュー)と、離婚して失意のどん底にいたトビアス(ガーフィールド)。自由奔放なアルムートと、慎重派のトビアスという正反対の性格を持つ2人は、運命的に出会い、恋に落ちる。幾度も試練を迎えながらも、やがてともに暮らし始め、娘が生まれ、家族としての絆を深めていく。そんななか、アルムートの余命がわずかであることがわかり、ともに生きるトビアスに驚きの決意を告げる。
今回解禁となったのは、スライムで料理を作りながら、映画のことを語り合う特別映像「なかよしクッキング編」。ピューとガーフィールドがスライムで料理を作りながら、映画のことを語りあう映像となっている。楽しげなムードで料理をしながら、「撮影での一番の思い出」、「作るのが好きな料理」、「演じた役との類似点」、「本作の魅力」といった質問に答えていく。
レストラン経営者を父に持ち、自身のSNSで料理動画「Cooking with Flo」を配信するなど、大の料理好きとして知られるピュー。今回、彼女はシェフ役を演じるに当たって、撮影前にロンドンのミシュラン一つ星レストラン「HIDE」を訪れ、実際のレストランの様子やシェフの仕事ぶりを学んだそう。ピューは映画のオフィシャルインタビューで、「レストランの厨房は騒がしい場所というイメージがあったけど、実際は信じられないほど静かで、すごく美しかった」と語っているが、いざ料理が始まると、料理人の血が騒いだのか、ピューのテンションは爆上がり。いきなりスライムを食べようとして怒られたり、バウンドしたスライムを見て爆笑したりと、“静けさ”とは無縁のハチャメチャな料理動画となっている。
実は、ガーフィールドもピューの手料理を食べたことがあるそうで、映画のオフィシャルインタビューで、「彼女の料理は、本当に本格的なんだ」と明かしている。ただ、今回の料理動画でも時折垣間見えるように、「彼女が包丁を使うときは、ちょっと気を付けたほうがいい」と、料理中のピューの危険性について冗談交じりに語っている。とはいえ、今回は包丁の出番は無いので安心して見てほしい。最後は、ベリーと赤いソースがあしらわれたパイを持ちながら、「『We Live in Time』を見てね!」と、ちゃっかり告知をして料理動画は締めくくられた。
真面目に料理と向き合う一流シェフ役のフローレンス・ピューと、今回の動画以上に親密な関係性を見せる2人のドラマを劇場で堪能してほしい。
文/鈴木レイヤ