はぐれ者のニュー・アベンジャーズ!『サンダーボルツ*』の負け犬たちがフィギュアでアッセンブル
話題の映画や映像作品から思わず欲しくなるフィギュアをご紹介。今回は変わり種なMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品としてヒット中の『サンダーボルツ*』(公開中)のアイテムをチェックしていきたい。
“全員ワケあり”なならず者チーム「サンダーボルツ」の活躍を描く本作。その中心となるのがフローレンス・ピュー演じるエレーナ。ロシアのスパイ機関で養成された暗殺者であり、ブラック・ウィドウらと偽りの家族として生きてきた彼女を、父レッド・ガーディアンと共にフィギュア化したのが「『マーベル』「マーベル・レジェンド」6インチ・アクションフィギュア MCUシリーズ エレーナ・ベロワ&レッド・ガーディアン[映画『サンダーボルツ*』]」だ。
USトイ定番である6インチサイズ(全高約15cm)のアイテムとなっており、約25か所の可動ポイントと共にプロポーションを損なうことなく立体化。エレーナのアイテムは、ピューそっくりの凛々しい顔つきやヘアスタイルに加え、黒ずくめのスーツの質感やあしらいなど細部まで精密。ハンドガンやダガー、バトンが武器として付属し、可動と共に躍動感のある格闘シーンを再現できる。
一方の演じたデヴィッド・ハーバーを模したレッド・ガーディアンは、ブルーの瞳やインパクト抜群のもじゃもじゃ髭などを細かく表現。エレーナよりかすかに顔が大きいところにもこだわりを感じる。赤を基調としたコスチュームは手作り感あふれる肩パッドのステッチなどしっかりと特徴を反映。マスクオンの顔パーツや二丁拳銃など付属品も充実している。
また、「『マーベル』「マーベル・レジェンド」6インチ・アクションフィギュア MCUシリーズ ジョン・ウォーカー&セントリー[映画『サンダーボルツ*』]」もラインナップ。
サンダーボルツの一員として活躍する“できそこないキャップ”USエージェントことジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)のスーツ姿を立体化しており、スーツにはウェザリング加工を施し、戦いによる汚れを表現。無数の傷が刻まれた盾を持たせたポージングなど、全身の可動によって様々な表現が可能だ。
そして、サンダーボルツの前に立ち塞がることになる最強の敵セントリー(ルイス・プルマン)のアイテムも。劇中でも触れられていた金髪オールバックは毛の流れまで作り込まれ、ド派手なスーツも素材感が伝わるクオリティの高さ。風になびく様子が表現されたマントまで、強キャラなオーラが漂う一品となっている。
負け犬集団の熱い戦いを描いた『サンダーボルツ*』を観た人は、ホットトイズ社からリリースされているこれらのフィギュアもあわせてチェックしてみてほしい。
文/サンクレイオ翼