『サンダーボルツ*』をネタバレレビュー!「*」の意味や『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』への展望も予想
『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』への展開も見えてきた?
ここからは、『サンダーボルツ*』と現在までに発表されているMCUの情報を交える形で、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』がどのような展開になるのかを予想してみよう。
ヴァルという野心を持つ人物と強い関係を持つニュー・アベンジャーズ。対する、サムとつながりのあるこれまでのアベンジャーズのヒーローたち、ソー、ブラックパンサー、アントマンらは一枚岩ではない状況に置かれるのだろうと考えられる。さらに、同じく本作のポストクレジットシーンでは、別の時間軸からファンタスティック・フォーが現れることも示唆されていた。これは『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(7月25日公開)でその経緯が明かされることになるだろう。
この3つの陣営に加えて、マーベルスタジオから「X-MEN」シリーズに出演していたキャスト陣が『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に参戦することが発表されている。X-MEN=ミュータントは、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(22)、『マーベルズ』(23)、『デッドプール&ウルヴァリン』(24)にも登場しているが、主軸となるキャラクターたちは直接的には絡んでおらず、『ドゥームズデイ』においてようやく本格的に合流することになりそうだ。
時空を超えて出会うヒーローたちは、協力して巨大な敵となるロバート・ダウニー Jr.演じるドクター・ドゥームと戦うのか?あるいは、相容れない陣営同士で戦うことになるのか?ボブ役ルイス・プルマンが出演することも決まっているので、セントリー=ヴォイドが最強のヴィランとして復活するラインもあり得るだろう。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)に至るインフィニティ・サーガは、敵対関係の描き方がシンプルだったが、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』はマルチバースの存在によって関係性がより複雑になっていくことは間違いない。どれだけ壮大な世界と戦いが描かれるのか?公開まで、あと1年。MCUの次回作である『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』を踏まえて、期待を膨らませて待ちたい。
文/石井誠