5分の特撮番組がまさかの映画化!岡本太郎×特撮『大長編 タローマン 万博大爆発』公開決定

5分の特撮番組がまさかの映画化!岡本太郎×特撮『大長編 タローマン 万博大爆発』公開決定

「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作された「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」が『大長編 タローマン 万博大爆発』として映画化されることが決定した。

【写真を見る】岡本太郎×特撮の組み合わせを呼んだ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」が『大長編 タローマン 万博大爆発』として映画化
【写真を見る】岡本太郎×特撮の組み合わせを呼んだ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」が『大長編 タローマン 万博大爆発』として映画化[c]2025『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会

「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁でつくられ、岡本太郎(日本を代表する芸術)×特撮(日本を代表するエンタメ)の組み合わせが話題よんだ本作。舞台は1970年のある日。未来からやってきた恐ろしい奇獣が万博会場に襲いかかる。1話5分、NHK Eテレの深夜枠での放送から口コミが拡がり、放送されるたびにXのトレンド1位を獲得。続編の制作や関連書籍が増刷を重ね、関連イベントも盛況ぶりをみせるなど話題性もさることながら、第49回放送文化基金賞のエンターテインメント部門で優秀賞を受賞、藤井亮が脚本、演出賞を受賞するなど高い評価も獲得した。

そんな人気作がスケールアップし、さらにでたらめになって『大長編 タローマン 万博大爆発』としてこの夏スクリーンで上映される。劇場版では、物語の舞台は1970年から2025年へ。ただし、現在の2025年ではなく【1970年代頃に想像されていた未来像】としての2025年。時代を超えて、「なんだこれは!」と誰もが驚くべらぼうな映画体験を劇場で楽しむことができる。幾何学的な建物、透明なパイプで空中を移動する自動車、宇宙と交信する近未来都市。昭和のこどもたちが目を輝かせ、心を躍らせた、あの頃に思い描いていたワクワクとした未来が広がっている。

さらに、海洋堂高知/南国堂が制作する「タローマン ベンダブルアクションフィギュア」の発売が決定。また、ムビチケ前売券(カード)に限定版フィギュアがついた特別前売りセットも制作中。詳細、発売時期などは今後ホームページ、SNSで発表予定だ。

また、本作の制作メッセージも発表されている。「【「ベラボーなもの」をつくる。】TAROMANでは全編を通して『なんだこれは!』、『でたらめをやってごらん』といった岡本太郎の信念を伝えてきました。今回の映画ではテレビ版では語られなかった『岡本太郎が抱いた万博への想い』をいまこそ伝えるべきテーマとして描きます」と本作についてコメント。さらに「岡本太郎は『技術の進歩が社会を豊かにし人を幸せにする』という1970年の万博メッセージにノーを突きつけ、モダニズムな雰囲気で溢れる会場のど真ん中にベラボーな神像『太陽の塔』を突き立てました。大長編タローマンもまた、ベラボーな『挑み』でありたいと考えています」と続いている。


5分の特撮番組はどのような大長編として生まれ変わるのだろうか?今後も本作の続報を楽しみに待ちたい。

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