ブラッド・ピットらが挑戦した迫力のレースシーンの舞台裏が明らかに!『F1/エフワン』メイキング映像
『トップガン マーヴェリック』(22)のジョセフ・コシンスキー監督とブラッド・ピットがタッグを組んだ『F1/エフワン』(6月27日公開)。本作より、興奮必至のレースシーンを捉えたメイキング映像が解禁となった。
F1の全面バックアップを得て制作された本作は、世界各国の本物のサーキットコースを使用した映画史上類を見ない規模での撮影を施行するなど、『トップガン マーヴェリック』を超える体感型アクションとして作り上げられた。出演者本人も数か月の厳しいトレーニングを積み、F1カーを実際に操縦するなど限界までリアルを追求。さらに、プロデューサーには世界チャンピオンの称号を持つ現役のF1レーサー、ルイス・ハミルトンも名を連ねるなど、すべてがリアルで埋め尽くされている。主演のピットが演じるのは、常識破りの元カリスマF1レーサー。最弱チームとともに昨日までの自分を超えていくストーリーは胸熱必至で、スポーツだからこそ得られる感動と興奮が詰まっている。
2025年はF1創設75周年のアニバーサリーイヤーであることから、現在世界各地で順次開催中のグランプリも例年以上の盛り上がりを見せている。本作にも熱い期待が寄せられるなか、ピットを始めとするキャスト陣やコシンスキー監督のコメントを交えた、迫力のレースシーンの舞台裏映像が到着した。
「F1の迫力はCGでは伝わらない」。コシンスキー監督が語るように、ピットらキャスト陣は絶えずハードなトレーニングを重ね、世界各地の実際のサーキットで本物のレーシングカーを自ら操縦するなど、命がけで時速300km超えの“スピードの頂点”に挑む姿が映しだされている。
解禁されたのは、すさまじい轟音とともにサーキットを激走する伝説的カリスマF1ドライバー、ソニー役のピットと若きルーキー、ジョシュア役のダムソン・イドリスを捉えた撮影メイキング。スタッフ陣と真剣な表情で話し合い、操縦シーンでは目にも止まらぬ超高速でサーキットを駆け抜けていく2人。コシンスキー監督からは「左から追い抜け!」、「速度を上げろ!」という熱を帯びた指示が飛び交い、レーシングカー同士が接触寸前の距離感で激しく競り合う“ホイール・トゥ・ホイール”のバトルも繰り広げられ、観客を熱狂させる名勝負を予感させるド迫力のレースシーンが次々に撮影されていく。まさに本物のレースさながらの臨場感と緊迫感に満ちた撮影現場だったことが、十分に伝わる映像となっている。
レーシングカーを降りると、ピットは「発進する時の加速は快感だ。もっと走りたかったよ」と笑顔で周囲に語りかけ、イドリスも「何週も走った。早くなるほど自信がつく」と自身が演じるジョシュア役さながらの手応えをアピールする。両者とも、過酷な訓練をどこか楽しんでいるような余裕を感じさせる。
そんな2人の勇姿を「彼らは物凄い速さで駆け抜ける、しかも爆音でね」と感服の面持ちで紹介するのは、ソニーをF1の世界に呼び戻すチームの代表ルーベン役のハビエル・バルデム。映画では、最弱のF1チームを救うために現役復帰を果たしたソニーが、ジョシュアやチームメンバーと衝突を繰り返しながら並み居る強敵たちに挑む姿が描かれ、ピット、イドリス、バルデムら実力派キャストたちの演技合戦にも期待が高まる。
さらに、『F1/エフワン』のムビチケ前売券が4月25日(金)午前10時より発売決定。ムビチケ前売券(カード)は、F1カーを前に佇むピット演じる主人公ソニーの姿を捉えたビジュアルとなっている。公開に備えてぜひゲットしてほしい。
文/平尾嘉浩