AIを騙し、大金をせしめろ!マネーサスペンス『キャンドルスティック』阿部寛がダークヒーローを演じる本予告

AIを騙し、大金をせしめろ!マネーサスペンス『キャンドルスティック』阿部寛がダークヒーローを演じる本予告

阿部寛が主演を務めるマネーサスペンス映画『キャンドルスティック』(7月4日公開)。このたび、本作のポスタービジュアル、本予告が解禁となった。

川村徹彦による「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」を原作に、元天才ハッカー野原と世界を股にかけたアウトローたちが前代未聞のミッションに挑む本作。間断なく金融投資が行われるデジタルネットワークでは出自も身分も関係なし。どんな負け犬でも一瞬で人生を変えることができる世界だ。そんなマネーゲームの魔に憑かれた現代のアウトローたちを描くエンタテインメントが展開する。10人の男女が大金を手に入れるため、日本、台湾、イラン、ハワイなど世界6つの都市を舞台に、前代未聞のミッションに挑む。

主演の阿部が演じるのは、刑務所上がりの元天才ホワイトハッカーで“AIを騙す”計画の発案者、野原。また、FXトレーダーで、野原にも自分と同じ共感覚を感じ、計画をサポートする杏子を菜々緒が、杏子の元夫で数学者の功を津田健次郎が演じる。そして、舞台の一つとなる台湾からは、映画『瀑布』(19)で台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨で主演女優賞を獲得したアリッサ・チアが台湾の大企業の幹部リンネを、『本日公休』(23)など多数の映画に出演したリン・ボーホンが台湾の若き経営者リーを、『莎莉』(24)で第61回金馬獎最優秀新人賞を受賞したタン・ヨンシュイがリンネの娘メイフェンを演じる。そのほか、サヘル・ローズ、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジスら国際色豊かな面々が参加している。監督は注目の米倉強太。パリ・コレクションやGUCCIなどの広告映像ディレクションやMVなどを手がけて頭角を現し、本作が長編映画初監督作となる。

今回解禁されたポスタービジュアルには、国際色豊かな面々の緊迫感漂う表情とともに、本作タイトルでもある赤と青のキャンドルスティックがあしらわれている。”AIを騙せ。”という意味深なワード、「タイムリミットは7日間。4ヵ国・6都市の”ろくでなし“よ、大金を獲得(せしめ)ろ!」というコピーが添えられ、予測不可能な展開に想像が掻き立てられる一枚となっている。

あわせて解禁となった本予告映像は、令和元年、マーケット初日の市場が最も混乱する日を狙って、刑務所あがりの天才ハッカー野原が恋人の杏子とともに、ある計画に動き出す姿から始まる。続いて、”AIを騙す”と不敵に笑う野原と、チア、ローズ、津田、ボーホン、YOUNG DAIS、シルディ、リッジス、ヨンシュイと国際色豊かなキャスト陣のそれぞれの運命と思惑うごめく様が、DUALによる疾走感あるエンディングテーマとともに映しだされていく。最後には、色鮮やかなキャンドルチャートを見つめ、「きれい…」と呟く杏子のアップと、「宣戦布告!」と高層ビルを見上げる野原で本予告映像は終了する。


なお、本作のムビチケ前売券(オンライン)は4月25日(金)より発売開始を予定している。彼らのミッションははたされるのか?ダークヒーローを演じる阿部らが織りなす前代未聞のマネーサスペンスに期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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