松田元太、水上恒司や「たべっ子どうぶつ」らいおんくんとの協力プレイに笑顔!「らいおんくん、いつかTravis Japanにも来て」
長らく愛され続ける国民的おかし「たべっ子どうぶつ」を映画化した『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』(5月1日公開)のヒット祈願イベントが4月21日にフットサルスタジオライズ豊洲で行われ、松田元太(Travis Japan)と水上恒司が出席。どうぶつさんたち10人も駆けつけた。
本作の舞台は、おかしと人間が仲良く暮らすスイーツランド。そこでは、歌って踊るスーパーアイドルの「たべっ子どうぶつ」が大人気。しかし、この世のすべてのおかしを排除し世界征服を目論む“わたあめ軍団“によって、ぺがさすちゃんが捕らわれてしまう。モフモフカワイイだけで戦闘力ゼロのたべっ子どうぶつたちが、“ぺがさすちゃん救出ミッション“に立ち上がる。
この日は、本作のヒットを祈願して、松田はらいおんくんとペアを組んでキックベース、水上はぞうくんとペアとなってバッティングに挑戦。演じたキャラクターと息を合わせて、“ヒット”を手に入れるために奮闘することに。用意されたバックパネルにボールが当たれば成功というシンプルなルールのもと、ヒット祈願を行った。幼少期からサッカーを始め、埼玉県のU-12メンバーに選抜されたこともある松田。高校時代に創成館高校の野球部でキャッチャーとして活躍した水上。二人ともユニフォーム姿での登壇となった。
松田は「ライオンくんとして声をやらせてもらって、ぞうくんにはいつも頼っていた。いま松田的にもリアル世界線でも頼っているので、助け合いながら成功できたらいいなと思います」と水上やどうぶつたちとのイベントに意欲満面。水上は「ちゃんと当てることができたら、映画がヒットする。こんないい話はない」と楽しそうな笑顔を見せた。さらに松田が「らいおんくんと日々、生活をしています。だから大丈夫です」とコンビネーションに自信をのぞかせると、水上が「彼の言っていることは七割よくわかりません」とツッコむなど、息の合ったトークで会場を盛り上げていた。
まずは水上&ぞうくんが、設置されたボールをバックパネルに向けて飛ばすバッティングにトライ。水上によると「きりんちゃんやぺがさすちゃんは、バッターに適している」とのこと。「ぞうくんは手が短い。両手でバットを握れない。足も短い。この歩幅のどうしたものかと思いますが」と悩んだ水上は、ボールとバットの距離を見ながら「もうちょっと前かな」とぞうくんに立ち位置をアドバイス。しかしながらぞうくんは、一振り目から空振り。これには松田も「ふざけているんすか!」とタジタジとなって、会場を笑わせた。ぞうくんの2回目はボテボテのゴロ、3回目もチャレンジ失敗となり、リベンジとばかりに代打として水上が登場。見事にホームラン級の成功を成し遂げ、水上は「よかったです」と晴れやかな表情を浮かべていた。
続いて、松田&らいおんくんによるキックベースチャレンジを実施した。ピッチャーとなった松田は「『たべっ子どうぶつ』を愛する気持ち」で成功させると宣言。懸命にサインを送ると、バッターのらいおんくんも読み取ろうと必死の様子。するとキャッチャー姿で水上がお目見えし、「創成館高校の時と違うのは、髪の毛が伸びたのでヘルメットが小さい」と照れ笑いしつつ、松田&らいおんくんの助っ人に入った。
「行くぞ、らいおんくん!」と松田が投げ、らいおんくんが蹴り当てたボールは大きく右にそれてしまい、らいおんくんもがっかり。2球目は空振り、3球目はバックパネルに当たり見事に成功したがゴロだったことから、代打の松田がビシッと決めることに。ピッチャーは水上が務めた。シュートに向けて「バルセロナのシャビ(・エルナンデス)をイメージする。正確なシュートを打ちます」と意気込んだ松田のボールは、1回目からバックパネルにヒット。さらなる大ヒットを目指すべく再チャレンジすると、なんと松田のボールは水上の頭を直撃。水上は避ける様子も見せず、当たることを望んでいたかのような流れに会場も大爆笑となり、松田は「いま、避けていたら!なにをやってるの!ちょっと待ってよ!」となじり、水上と一緒に笑顔を弾けさせていた。
会場を盛り上げつつ、ミッションをクリアした松田と水上。松田は「水上くんとぞうくんとの協力プレイもすばらしかった。らいおんくんとのペアもいいなと。いつかTravis Japanにもらいおんくんが来て、助けてもらったり、一緒に歌ったり踊ったりできたらいいなと夢がまた見つかりました。楽しかったです」とにっこり。最後には「みんなも集まってくれた」とどうぶつたちを見つめながら、「子どもたち、大人の方も本当に楽しめて、クスッと笑えたり、涙がポロッと出たり、いろいろな感情になって、温かいステキな作品となっています」としっかりとアピールしていた。
取材・文/成田おり枝