「スター・ウォーズ」新作2作の情報にファン歓喜!ライアン・ゴズリングが主演、さらにシガニー・ウィーバーがSW初参加!

「スター・ウォーズ」新作2作の情報にファン歓喜!ライアン・ゴズリングが主演、さらにシガニー・ウィーバーがSW初参加!

17年ぶり2度目の日本開催となった「スター・ウォーズ」の祭典「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」が4月18日より幕張メッセで開幕。最初のパネルステージでは、ショーン・レヴィが監督し、ライアン・ゴズリング主演を務める新作映画『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』が2027年5月28日(金)に全米公開されることや、同じく新作映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』にシガーニー・ウィーバーが出演し、2026年5月22日(金)に日米同時公開されることなどが発表された。

邦題は『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』に決定!
邦題は『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』に決定![c]2025 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved

まずは、ルーカスフィルムのチーフ・クリエイティブ・オフィサーで、ジョン・ファヴロー監督と『マンダロリアン・アンド・グローグー』と共同製作するルーカスフィルムの最高クリエイティブ責任者であるデイヴ・フィローニ、同社の社長であるキャスリーン・ケネディが登壇。様々なカラーのライトセーバーと黄色い歓声に包まれての登場に2人は感激しきりの様子。

続いて『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』の発表があり、会場がどよめくなか、レヴィ監督が登場。

『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』の主演はライアン・ゴズリングに!
『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』の主演はライアン・ゴズリングに![c]2025 Getty Images

レヴィ監督はこの新作について「2022年8月にキャスリーン・ケネディさんからお電話で、なにか一緒にできるんじゃないかという話をしました。現在、ケネディさんやキャリー・ベックさんのサポートのもと、脚本家のジョナサン・トロッパーも参加し、もう開発段階は終わって秋から撮影をスタートします!おっと、これ以上は言えませんね(苦笑)。『スター・ウォーズ』の独立した冒険物語となります。『エピソード9』の数年後を描きます」と宣言し、会場がざわめく。

さらにレヴィ監督は「本当に楽しく仕事をさせてもらっています。クレイジーなアイデアもたくさん入っています。そして、すでにいろんな噂が広がっていますね。この映画で、誰がキャスティングされ、誰が外されるのかとか(笑)。もちろん主演はもう決まっています」と笑顔でコメント。

『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』のサプライズ発表に会場が歓喜
『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』のサプライズ発表に会場が歓喜[c]2025 Getty Images

その後、なんと主演のゴズリングがサプライズ登場し、会場のテンションはマックスとなり、今日一番の歓声が上がる!なお、注目のパネルには、ゴズリングの幼少期に使用していたという「スター・ウォーズ」のキャラクターがプリントされたベッドシーツが紹介されたが、ここでも会場から大きな反響が上がる。

【写真を見る】ライアン・ゴズリングが幼少期に使っていたという「スター・ウォーズ」のシーツ
【写真を見る】ライアン・ゴズリングが幼少期に使っていたという「スター・ウォーズ」のシーツ[c]2025 Getty Images

ゴズリングは「私の母が送ってくれた5歳の時のベッドシーツの写真です。母はまだ持っていたんですね」と照れ笑い。また、シリーズへの参加理由については「この写真からもわかるとおり、僕は映画のことをわからないくらい幼いころからずっと『スター・ウォーズ』の夢を見ていたんだと思います。この映画はまだ見たことのない時代を舞台に、ハートと冒険に満ちた新しい物語となります」と語り、出演を心から喜んでいた。

また、レヴィ監督について「ショーンほど完璧な監督はいないです。今回、一緒に仕事ができて本当にうれしいです。本作は『スター・ウォーズ』から独立した新しい冒険物語となり、新キャラクターも登場しますよ!」ということで、期待が爆上がりだ。

左からジョン・ファブロー、デイヴ・フィローニ、キャスリーン・ケネディ
左からジョン・ファブロー、デイヴ・フィローニ、キャスリーン・ケネディ[c]2025 Getty Images

続いては『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の話題に。フィローニと共に「マンダロリアン」シリーズのプロデューサーや脚本、演出なども務めたファヴローが、劇場版の監督を務める。
「『スター・ウォーズ』は日本の映画や文化とは切り離せないし、僕は日本が大好きなので、また故郷に戻ってきた気分です。ジョージ・ルーカスも日本が大好き。『マンダロリアン』にも『フラッシュ・ゴードン』や西部劇、そして黒澤明の侍映画が特に影響しています。『マンダロリアン』で、脚本や製作総指揮などを担当しましたが、本作はそこからたくさんのインスピレーションを得ました」とコメント。

さらに会場で観客が手にしているたくさんのライトセーバーの光にも感激したそうで、「こういったみなさんの反応を見て、いろいろなフィードバックを受けています。本作は、様々なバックステージの意見も取り入れて作っていますし、ここからもまた、どんどん広がってくれるでしょう。また、IMAXで撮影するからセットも巨大です」と言葉をかみしめる。

ライトセーバーで彩られた会場
ライトセーバーで彩られた会場

続いて『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』からもスペシャルゲストが!主人公のマンダロリアン(ディン・ジャリン)を演じるペドロ・パスカルと、本作からシリーズに初参加するシガニー・ウィーバーだ。シガニーが演じるのは、映画から登場する新キャラクターだ。

パスカルは、このステージに参加できたことを喜び、「マンダロリアン」のシーズン1に参加した当初を振り返り「私が初めて、ジョンとデイブから、壁一面に貼られた『マンダロリアン』の絵コンテを見せてもらった時のことを思い出しました。すばらしかったです。その時、私はまだなんの役を与えられるのか、わからなかったのですが」とおちゃめにコメント。

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』で主演を務めるペドロ・パスカル、共演のシガーニー・ウィーバー
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』で主演を務めるペドロ・パスカル、共演のシガーニー・ウィーバー[c]2025 Getty Images

また、ウィーバーは「この映画に参加できることになって、私は本当にラッキーです。こうしてみなさんにもお会いできて本当にうれしいです。ジョン・ファヴローからZoomの会議に呼ばれ、『マンダロリアン・アンド・グローグー』という映画を作るから、これまでのシーズンを観てほしいと言われました。そして私はキャラクターたちに、特にペドロ演じるマンダロリアンに魅了されました!グローグーも大好き。みなさんもそうでしょ?」と会場に問いかけた。

会場には、なんとファヴローに抱えられながら、グローグーも登場。愛くるしく動く姿を見て、ゲスト陣も満面の笑みに。ファヴローがいかにもうれしそうにグローグーを抱っこしていると、パスカルも、その横で親のようにグローグーをあやし、会場も思わずほっこり。

動くグローグーにゲストも会場もメロメロ
動くグローグーにゲストも会場もメロメロ[c]2025 Getty Images

会場では、2作品の映像も流れ、「スター・ウォーズ」ファンもかなり熱狂していた。ゲスト陣の一挙手一投足に黄色い歓声を上がるなか、最初のイベントは幕を閉じた。


文/山崎伸子

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