小五郎の勇姿と長野県警の結束力を最大限に堪能!劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』はIMAX推し

コラム

小五郎の勇姿と長野県警の結束力を最大限に堪能!劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』はIMAX推し

リアルな銃撃戦を体感!超絶アクションシーンの臨場感がより楽しめるIMAXの音響

 雪山で繰り広げられるアクションは必見!
雪山で繰り広げられるアクションは必見![c]2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

さらに本作では、警察学校で銃の腕を磨いた長野県警のメンバーと、雪山でライフル銃を巧みに操る犯人との緊迫感溢れるガンアクションも大きな見どころのひとつ。銃に弾丸を装填する際の金属音や、反響する銃声の重厚感もIMAXならではの臨場感ある音響効果で楽しみたい。また、いつもはだらしがなくおちゃらけた印象だが、実は射撃の名手としても知られる小五郎の華麗なる超絶テクニックが、視界いっぱいに広がるIMAXの大画面に映し出されるような場面も待ち受ける。「いざという時はこんなにも行動力があって頼りになる漢だったのか…!」と、イケてる小五郎の勇姿に惚れ直す人が続出しかねない。ぜひ心して劇場に足を運んでほしい。

 今作は少年探偵団が鍵を握る?
今作は少年探偵団が鍵を握る?[c]2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

そしてもちろん、自然がもたらす脅威に圧倒される、雪山での巨大雪崩との手に汗握るバトルや、霞が関付近の街中で繰り広げられる、コナンと犯人とのスリリングなカーチェイスも満載! ターボエンジン付きスノボー&スケボー×サッカーボールを駆使しながら、毎年ファンの度肝を抜いてくる「名探偵コナン」らしい超絶アクションが、本作ではさらにパワーアップしているのだ。一瞬たりとも見逃せない大迫力のアクションを、IMAXで余すところなく体感したい。

繊細な雪の表現と、メカニックな天文台のコントラスト。美しい作画もIMAXの映像美で堪能

リアルに再現された天文台。美しい作画が印象深い
リアルに再現された天文台。美しい作画が印象深い[c]2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

雪に覆われた長野の大自然の荘厳さと、巨大パラボラアンテナに象徴されるメカニックでカッコいい天文台のコントラストを、「名探偵コナン」らしいリアリティある映像美で楽しめるのも、スクリーンの端々まで鮮明に映し出すIMAXならでは。雪景色が美しい白銀の世界や、色鮮やかなオーロラの繊細な表現はもちろん、ロケハンを重ねてリアルに再現された作画と、アニメ作品だからこそ成立する“エンタテインメントの極み”とも言える壮大なアクションとの融合は、一度観ただけでは処理できないほどに圧倒的な情報量が詰め込まれており、まさに大画面で観るにふさわしい仕上がりとなっている。

度々痛む左眼に苦しむ敢助。その理由とは…?
度々痛む左眼に苦しむ敢助。その理由とは…? [c]2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

劇場版ではあまり目にする機会はないものの、「長野県警トリオ」にほかの県警キャラにはない奥行きが感じられるのは、それぞれに大切な人を亡くした経験があり、喪失感を抱えながらも、警察の任務に就いている点にありそうだ。本作では3人ともが危機に瀕する場面も描かれ、対する彼らの表情の変化やリアクションから、単なる同僚を越えた絆の深さも伝わってくる。


 シリーズ屈指の人気キャラクター、安室の行動も見逃せない
シリーズ屈指の人気キャラクター、安室の行動も見逃せない[c]2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

高精細な大画面とサウンドで、登場人物たちの内に秘めたる思惑や戸惑い、声色の変化さえも逃すことなく捉えられるIMAXなら、捜査一課の面々や、“トリプルフェイス”を使いこなす私立探偵の安室透(声:草尾毅)こと公安警察の降谷零と、その部下の風見裕也(声:飛田展男)をも巻き込み、思いもよらぬ形で過去の複数の事件や因縁が複雑に絡みあう本作の魅力を、存分に味わい尽くせるはずだ。喪失感を抱く大人たちが織りなす緻密なサスペンスと、激しいアクションがぶつかるハードボイルドな一作を、ぜひともIMAXで“体感”してほしい。

文/渡邊玲子

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