バービー、ブリジットに「勇気づけられながら生きてきた」最新作『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』は「最初から号泣」
大人気シリーズの第4弾にして最終章となる『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』(4月11日公開)のトーク付きファンナイトイベントが3月31日にTOHOシネマズ日比谷で行われ、“ブリジット・ジョーンズ”大好き芸人のバービーが出席。シリーズのファンが集まった会場で、「共感し合えると思うとうれしい!」と笑顔を弾けさせた。
恋も仕事も友だちも、自分のための時間もすべて大事な30代女性の等身大の姿をコミカルに、そしてロマンティックに描いた『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)。ブリジット・ジョーンズのポジティブな姿が世界中の女性たちの共感を集め、シリーズの全世界における興行収入は累計8億ドル(※Boxofficemojo調べ)を超える大人気を博している。最新作となる本作では、シリーズ第1作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたレネー・ゼルウィガーが、アラフィフに突入した主人公を再演。最愛の夫マークと死別したブリジットが、2人の子どもと共にシングルマザーとして新たな一歩を踏みだそうとする姿を描く。
最新作のお出ましを「待ちましたよね」と語りかけて、観客を大いにうなずかせたバービー。この日は歴代シリーズが公開された当時のバービーの写真をスクリーンに投影しながら、トークが行われた。第1作『ブリジット・ジョーンズの日記』の公開当時は、「17歳だった」とのこと。バービーは「ブリジットは浅ましさや愚かさ、欲深さが魅力。17歳の時の私はそういったものを内側に隠し持って、絶対に悟られてはいけないと思っていた。野心と浅ましさを抱えながら、鬱々としていたころです」と告白。
続編『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(04)の公開当時は、「新宿のTSUTAYAでラブコメディを片っ端から借りて、ウキウキして観ていた。そのなかでダントツおもしろかったのが、『ブリジット・ジョーンズの日記』」とシリーズの魅力に気づいたころだと話しつつ、「野心が爆発していたころです。20歳のころって、怖いもの知らず。ブリジットはずっと怖いもの知らずですよね」と笑顔。
シリーズ第3作『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(16)の公開時は「32歳だった」というバービーは、「そのころはバービーに疲れ始めていた」のだとか。「第3作は人生や仕事やキャリアについて色濃く描いていて。当時の自分と合致した感じがあって、すごく響いた。年下のボスに『解雇だ!』と言われている時に、ブリジットが『誠実さが再評価される日が来ると思います!』と出て行くシーンがすごく好きで。泣きました。恋愛だけではなく、成熟しているブリジットも描かれているところにグッときました」と熱を込めていた。
バービーは最新作もすでに鑑賞したそうで、観る前には「4作目、できるの?と思っていた。4作目、いける?」と思っていたものの、鑑賞後の感想は「ハードルを全然、越えてきました。マジで、マジで、マジでという感じでした」と驚くような展開が続いたと大絶賛。「感情を五角形のグラフにしたら、すべてがフルフルになるくらい響きました。いろいろな感情が全部でてきた。最初から号泣で、(涙が)乾く暇がなかった」としゃくりあげるように泣いただけでなく、声を出して笑ったとも語る。「出会いもある。ブリジットを友だちだと思っているので、『行けよ!行け、行け!』という目で見ていました。私もマッチングアプリが大好きでした」と応援しながら楽しむ瞬間もあったというバービーだが、「無茶できないなと思う感じや、とはいえ子どものためにアクセルを踏み切りたいという気持ち。ごちゃごちゃになるようなところは、(ブリジットと)重ねてしまったところもある」と子どもを育てながら働く女性としても共感したと続けていた。
本作は「どの人と観てもいい」とオススメしたバービー。「子どもが生まれてから、教育方針が違うので夫とギクシャクしている。私はおおらかで、夫はお堅い」と苦笑いで悩みを打ち明けながら、「この映画は、近年観た映画で本当に一番おもしろかった。1週間くらい浸ってしまった。浸っている間は、ギスギスしている夫にもとてもやさしくなれました。帰って『本当によかったよ』と熱弁して、映画館で一緒に観ようねと約束しました」と夫婦円満にも本作がひと役買っている様子。さらに「ブリジットが白ワインを飲む姿が大好き。女友だちと観て、『ヤバくなかった?あそこ、超笑えるんだけど!』と言いながら、白ワインを飲むのもいい」と提案していた。
赤いパジャマ姿でブリジットにたっぷりと共感を寄せながらトークを繰り広げたバービーは、「ブリジット好きの皆さんと出会えてよかった」と改めてシリーズファンとの対面に感激しきり。「ドジなんだけれど、本人はそんなにヘマしたと思っていないところがブリジットの一番の魅力。勇気づけられながら、生きてきました。最終章になりましたが、今作もはちゃめちゃやってくれている。『ブリジット、ずっとブリジットだね』という感じでした。その姿を見てやってください」とすっかりブリジットの友だち気分になってアピールしていた。
取材・文/成田おり枝