『マインクラフト/ザ・ムービー』ロンドンでワールドプレミア開催!日本のファンへのコメントも
世界中で大人から子どもまで熱狂させ、2014年に「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス世界記録に認定。2023年には世界売上げ本数3億本を突破した超人気ゲームを実写映画化した『マインクラフト/ザ・ムービー』(4月25日公開)。劇場公開を目前に世界中から熱い注目が注がれるなか、現地時間3月30日にイギリス、ロンドンのレスター・スクエアにて本作のワールドプレミアが開催された。日本のファンに向けて豪華キャスト、監督からのコメントも到着している。
「アクアマン」シリーズのジェイソン・モモアと「ジュマンジ」シリーズのジャック・ブラックが共演をはたした本作。謎のキューブの力によって、すべてが四角形でできた異世界に転送されてしまった元ビデオゲームのチャンピオンのギャレット(モモア)たち非リア充な4人。イメージしたものをなんでも創りだせるという不思議な世界で彼らは、先住転送民のスティーブ(ブラック)と共に、バトルとサバイバルに身を投じていくことに。
”マイクラワールド“の世界観を完全再現した会場には、モモア、ブラック、エマ・マイヤーズら超豪華キャストや、監督を務めたジャレット・ヘス監督、ゲームマイクラのクリエイターたちが登場。熱狂的かつ幸運な選ばれしマイクラファン約500人と50人以上のマスコミが集まった会場は熱気に包まれ、超豪華なワールドプレミアが展開された。
当日のロンドンは、プレミアにふさわしい快晴に。会場となったロンドンのレスター・スクエアは、レッドカーペットの代わりに本物の芝生が敷かれ、劇中に登場する四角いオオカミのデニスや、人気キャラのクリーパー、四角い木や花などをあしらった、まるで“マイクラワールド”に入り込んだかのような空間に。世界的人気を誇るゲームの初映画化への期待値は高く、キャスト&スタッフ登場前から異様な熱気と興奮で盛り上がりを見せていた。
キャストが登場すると、会場は歓声の嵐。“マイクラワールド”先住転送民のスティーブを演じたブラックは、カメラマンたちの前でハイキックをしてみせたりといきなりのハイテンション。スティーブを彷彿とさせるブルーの衣装で颯爽と現れ、観客のもとへ駆け寄り、特に子供たちと時間をかけて話しかけたり写真を撮ったりと、ブラックもファンも満面の笑みで交流を楽しんでいた。ギャレットを演じたモモアは、ド派手な紫色のスーツ姿で、自身の母そして恋人で俳優のアドリア・アルホナとともに登場。イギリスでは3月30日が母の日だったため、親子で楽しめる本作のプレミアに、母をともなって登場するジェイソンの親孝行っぷりに会場中も思わず笑顔になった。
続いて、メインキャストと監督から、映画を待ち望む日本のファンへのメッセージが寄せられた。インタビュアーに「日本のファンたちはあなたが大好きです」と告げられると、「分かってるさ」と笑みを浮かべるモモア。「日本のみんなに観てもらえるのが嬉しいです。素晴らしい冒険で、ヒヒヒ…なんて笑えますよ!楽しさ満載の映画だから、楽しんでもらえると嬉しいですね。あの有名なジャック・ブラックも出演しますから、きっと度肝を抜かれますよ!」と映画の魅力を熱弁した。さらに“マイクラワールド”でやりたいことを聞かれ「なにをやりたいか?バイクですね。日本の友だち全員を乗せて“マイクラワールド”をぶっ飛ばしたい!」と語りながら、いたずらな表情で笑った。
ブラックは「日本のインタビューです」とマイクを向けられると、「ありがとうございます!」と日本語で丁寧に返答。「ハロー ジャパン!愛を込めて。また東京に行くのが待ちきれません。愛と平和を!」と、日本行きを熱望していた。撮影の思い出を聞かれると、ロケ地でもあったニュージーランドに触れながら、「ニュージーランドは最高です、美しい国だから行ってみるといい。『キング・コング』でも行ったことがあったのですが、あの時は鬼才ピーター・ジャクソンとだった」と、出演作の多い人気俳優らしく振り返っていた。
マイヤーズは、「日本のマイクラファンのみんな!お話しできてうれしいです。映画をぜひ楽しんでください」と笑顔でコメント。撮影については、「とにかく最高に楽しかった!実際にセットがたくさん作られたので、触ったり遊んだりすることができたんです。特に私はマインクラフトのファンだから、(映画の中で)村に行っていろいろ触れられて楽しかったです」と、マイクラファンならではの目線で振り返り、もし実際に“マイクラワールド”に行けたらなにをしたい?という質問には、「ひたすら探検したい!犬を探して友だちになってから探検したいし、村もいくつか作りたいですね」と笑顔を見せた。3人はそれぞれインタビューの最後に、公開を待ち望む日本のファンたちへ「マイクラ、観てね!」と日本語でメッセージを贈った。
世代性別を問わず、知らない人はいない人気ゲームはどのように映像化されているのだろうか?ゴールデンウィークは、ぜひ前人未到、未曽有のマイクラ世界転送を劇場で体験してほしい!
文/鈴木レイヤ