「アベンジャーズ」新作にも参戦が発表!元ヴィラン集団『サンダーボルツ*』メンバーの能力や過去を振り返り

「アベンジャーズ」新作にも参戦が発表!元ヴィラン集団『サンダーボルツ*』メンバーの能力や過去を振り返り

今年2月に公開された『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に続いて、5月2日(金)に日米同時公開されるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『サンダーボルツ*』。かつてMCU作品に登場しながらも、心に罪を抱え、ヒーローになりきれなかった“半端者”の寄せ集めメンバーで構成される「サンダーボルツ」はどんなチームになるのか?映画が公開される前に、まずは集められたメンバーの出自を改めて紹介していこう。

なりたい自分になれなかった無法者集団、サンダーボルツ

『サンダーボルツ*』は5月2日(金)に日米同時公開!
『サンダーボルツ*』は5月2日(金)に日米同時公開![c] 2025 MARVEL

まず「サンダーボルツ」は、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」などに登場し、CIA長官としてヒーローたちの活動の裏で暗躍してきた女性、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ、通称“ヴァル”(ジュリア・ルイス=ドレイファス)が、アベンジャーズ不在のなか、人類の危機に対応するために立ち上げた寄せ集めチーム。すべてのメンバーが過去になんらかの罪を犯しており、生粋のヒーローではなく、“ワケあり”なのが特徴。

原作コミックスにおける「サンダーボルツ」も、主要ヒーローたちが異空間に飛ばされた際に、かつてそのヒーローと敵対していたヴィランたちが立場を偽り、新たなアイデンティティを持たされてアベンジャーズに代わって活動するチームとして発足されている。ヴィランながら“ワケあって”ヒーローとして活動しているうちに、「自分たちはヒーローになりたかったのかもしれない」と自覚していく流れがポイントとなる作品だった。コミックス版の「サンダーボルツ」は数回にわたる解散と新たなメンバーによる再結成が繰り返されており、2012年には、レッド・ハルクことサディアス・“サンダーボルト”・ロスがリーダーとなったことから、彼のあだ名である「サンダーボルツ」の名が付けられるというエピソードもあった。

MCUの「サンダーボルツ」も、こうしたコミックス原作の要素を踏襲する形で、ヒーローへと転身してもおかしくない出自のキャラクターが選ばれている。そんな彼らが過去作でどのように活躍してきたのかを振り返っていこう。


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