鑑賞中にリタイア者が続出…!グロテスク過ぎる台湾の最凶ホラー『ガラ』5月に公開決定
鑑賞中に嘔吐した人が続出したという台湾の最凶ホラー『ガラ』が5月9日(金)に公開されることが決定。あわせて、本作日本版ビジュアル、予告編などが解禁となった。
ライブ配信者の母メイビスの仕事に付き合い、鬱蒼とした森に佇むヴィラへとやって来たアーシュー。父の命日に旅行へ来たことをよく思っていなかった彼は反発し、1人だけ先にヴィラを後にする。しかし突然、家族に同行していたスタッフが不可解な死を遂げる。家に帰ってきた母親の様子もどこかおかしい。
アーシューの友人ティエンレンは、亡くなったスタッフから送られてきた気味の悪い映像を勝手にネットへアップロードし、その動画が大きな注目を集めることに。アーシューとティエンレンはその反響の大きさから、ネット上で探検隊を募集し、全ての始まりであるヴィラを調査、配信しようとする。探索中、アーシューたちは、実は施設建設中に事故で大勢の人が亡くなり、その事故が邪教の儀式と関係があるらしいと知る…。
本作のタイトルである「GALA」が意味するのは、台湾で歯ぎしり音を表す擬音語。耳をつんざくような不快な“音”と集合体恐怖症を誘発させる歯と毛髪の塊など、『呪詛』(22)で金鐘賞最優秀アートデザイン賞を受賞した特殊メイクアーティストが生みだすグロテスクなビジュアルが、観客の不快感を煽りまくる予測不能の最凶オカルトホラーとなっている。
監督は、これまで主にテレビドラマで活躍してきたツェン・ダーヘン。今回初めてホラー長編作品のメガホンを取ったが、恐怖を増幅させる緻密な演出で、本国公開時には台湾、中国映画興行収入ランキングで初週1位、年間ベスト10入りを果たした。キャストには、Netflixオリジナル作品「次の被害者」シーズン2に出演した新星リー・エンヨウ、台湾の有名インフルエンサーで本作でも同名同業の役を演じたメイビス。このほか、母の再婚相手役をシュー・ハオシャン、友人ティエンレン役を本作の特殊メイクも担当したチュー・シューが演じるなど、実力派から期待の新星まで個性豊かなキャストが集結した。
そして、このたび公開されたのは、歯と毛髪の塊で一面が覆い尽くされた日本版ビジュアルと、「聞こえたら、さいご」を迎えてしまうという不気味な音が確認できる予告編。不穏さの片鱗を感じさせるビジュアル、予告編となっている。
ツェン・ダーヘン監督からは、「恐怖のジェットコースターのような旅を映画館でぜひ体験してください」とのコメントも到着。グロテスクで不気味な日本版ビジュアル、予告編にも戦慄させられる『ガラ』の全貌は、劇場で確かめてほしい。