藤井道人監督らが所属するBABEL LABELと韓国のカカオエンターテインメントが日韓連携の共同プロジェクトを開始!

藤井道人監督らが所属するBABEL LABELと韓国のカカオエンターテインメントが日韓連携の共同プロジェクトを開始!

第43回日本アカデミー賞主要3冠含む6部門を受賞した藤井道人監督作『新聞記者』(19)など数多くの秀作を生み出してきた株式会社BABEL LABELが、韓国の総合エンタテインメント企業であるカカオエンターテインメント(本社:大韓民国、代表取締役:權奇秀, 張潤仲 以下 カカオエンターテインメント)とパートナーシップを締結し、日韓の連携によるヒット映像作品の創出を目的とした共同プロジェクトを開始することが発表された。

ドラマや映画において数々の話題作を生み出してきたBABEL LABEL。2024年はアジア全域で観客動員数280万人、興行収入26億円を突破するヒットを記録した日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(24)や、第48回日本アカデミー賞最多12部門13の優秀賞を受賞した映画『正体』(24)を手掛けるなど快進撃が続く藤井監督をはじめ、映画『帰ってきた あぶない刑事』(24)の原廣利、Netflix シリーズ「イクサガミ」の山口健人など、気鋭のクリエイターが所属するコンテンツスタジオだ。近年では、映像制作のみならず企画から宣伝までを一気通貫で行うコンテンツスタジオとして、脚本家集団「Writers' room」の設置、また本パートナーシップに先駆けて締結したNetflixとの2023年から5年にわたる戦略的パートナーシップなど、映画やドラマといった映像作品によるIPビジネスの確立および映像作品の世界輸出に向けた取り組みを強化している。

今回パートナーシップを締結したカカオエンターテインメントは、韓国を代表する総合エンタテインメント企業だ。 同社のメディア部門ではカンヌ国際映画祭の招待作である『ベイビー・ブローカー』(22)、『ハント』(22)をはじめ、グローバル全域で人気を得た「ナルコの神」、「ヴィンチェンツォ」、「社内お見合い」、「無人島のディーバ」など、様々な映画やドラマを制作すると同時に、世界的な人気を博している俳優パク・ソジュン、ヒョンビンをはじめとする韓国のトップ俳優たちが所属する芸能事務所を傘下に置き、複合的な事業を展開している。 また、韓国を代表する音楽ストリーミングサービス「MelOn」の運営と、人気K-popアーティストが所属する音楽レーベルを傘下に置くミュージック部門、「カカオページ」、「カカオウェブトゥーン」など、ウェブ小説プラットフォームを提供するストーリー事業部門を展開するほか、カカオグループ内の系列会社であるカカオピッコマが運営するウェブトゥーン・ウェブ小説プラットフォームの「ピッコマ」とも緊密な協力を続けている。

今回BABEL LABELは、韓国発エンタテインメントとして多数のウェルメイド作品を生み出しグローバルスタジオとして大きな存在感を示しているカカオエンターテインメントとパートナーシップを締結し、ヒット作創出のための共同プロジェクトを開始する。最初の試みとして、BABEL LABEL所属の藤井による監督作品での協業が予定されており、藤井監督が韓国企業との合作プロジェクトを進めるのはカカオエンターテインメントが初となる。両社は今後、カカオエンターテインメントが保有するストーリーIPの実写化、両社の撮影制作連携、また共同でのIP創出など、多角的な協業の形を探っていく。


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