ヴォイチェフ・ヴォドホツキー
Tomas Havlik
“プラハの春”で民主化運動の波が起こる中、市民に真実を伝え続けたラジオ局員たちの奮闘を実話ベースで描いた映画。
チェコスロバキア国営ラジオ局の国際報道部。そこでは、部長ミラン・ヴァイナー(スタニスラフ・マイエル)の下、政府の検閲に抵抗し自由な報道を目指し活動していた。一方、亡き両親に代わり弟パーヤ(オンドレイ・ストゥプカ)の世話をするトマーシュ(ヴォイチェフ・ヴォドホツキー)は、中央通信局で働いていたが、上司命令により報道部で働き始める。それは、学生運動に参加している弟を見逃す代わりに、報道部とヴァイナーを監視する国家保安部〈StB〉に協力させるためであった。だがトマーシュはヴァイナーや局員たちの真実を報道しようとする真摯な姿勢を間近で目にし、信頼され仕事も任せられるようになってゆくなか、弟の心配と良心の呵責で葛藤する。やがて“プラハの春”が訪れ、国民は歓喜。しかしその頃、トマーシュは中央通信局に呼ばれ、驚くべき内容をラジオで報道するよう命じられる……。
監督、脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣裳デザイン
メイクアップ
メイクアップ
音響デザイン