
エッセイスト・内田也哉子がSBC信越放送制作の番組を手掛かりに著名人との対話を通して戦後80年の日本を見渡し未来へのメッセージを届けるドキュメンタリーシリーズ。企画・プロデュースは阿武野勝彦。
ストーリー
旅人・内田也哉子は、沖縄を訪ねる。無言館に展示されている絵画。その作者で、沖縄戦で命を落とした画学生を「平和の礎」で探す。チビチリガマ、辺野古。戦争が、過去から現在、未来へ続く、沖縄の現実。そしてかつて樹木希林がナレーションを務めた『民教協スペシャル いのちと向き合う~皆の宗・高橋住職の挑戦~』(2003年)を手掛かりに、戦争で命を落とした人々の遺骨収集や供養をしてきた高橋卓志住職を訪ねる。対話のゲストの佐喜眞美術館・館長の佐喜眞道夫とは、丸木位里・丸木俊が最晩年に取り組んだ「沖縄戦の図」を所蔵する美術館で、沖縄戦と本土空襲、いのち、アートの力について語り合う。