
菊川怜
神崎理恵
日本の第一次産業を応援するために製作された映画「種まく旅人」シリーズの第5作目。兵庫県淡路島を舞台に、日本酒と兵庫県を代表的な産地とする酒米の山田錦に関わる人々の問題や葛藤を描く。『犬部』の篠原哲雄がメガホンを取り、主人公で“日本酒オタク”の農林水産省の地域調査官、理恵を『大奥』の菊川怜が演じる。
兵庫県淡路島の老舗酒蔵、千年一酒造に、農林水産省官僚の神崎理恵が日本酒産業の現在を知るため訪れる。酒造では伝統的な手法を貫こうとする蔵元と、新しい方法を取り入れようとする息子がぶつかり合っていた。蔵人のなかには、若手女性蔵人の姿もあるが、後継者を育てることに杜氏は焦り、ほかの蔵人たちとの間に誤解が生じていた。理恵は日本酒を守るため解決策を模索するが、酒造に海外からの事業買収の話が持ち上がる。
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