監督、編集、アニメーション
トム・ヨークとマーク・プリチャードによるアルバムと、ジョナサン・ザワダの映像作品を映画館で高音質で体験できる特別イベント上映。5月8日プレミア上映、5月9日よりロードショー。
ストーリー
シンセポップ、プログレ、ダブ、70年代のシンセサイザー・サウンド、ライブラリー・ミュージック、クラウトロック、そしてクラシックな電子音の風景……。まるで、音楽家たちが辺境の地で出会ったかのように鳴り響くサウンドを生み出したトム・ヨークとマーク・プリチャードにとって、ジョナサン・ザワダは3人目のメンバーともいえる存在である。アナログとデジタル技術を融合させた独特のアートワークは、コーチェラ・フェスティバルやデュア・リパ、アヴァランチーズ、ロイクソップ、フルームらとのコラボレーションでも知られている。本作は、音楽の進化と並行して10年の歳月をかけて制作され、美しい自然とディストピア的な世界観の対比が際立つ作品となった。トム・ヨークの歌詞、マーク・プリチャードの先進的プロダクション、そしてザワダの映像美を通じて、人類の尽きることのない“進歩”への渇望がいったいどこへ辿り着くのかを問いかける。