
エステバン・ムニョス
Dood
ジェームズ・ガン監督と同様に、カルト映画の神様ロイド・カウフマンのアシスタントとして修業を積んだジャンル映画の新星ロコ・ゼベンバーゲンによる監督デビュー作。
怪しげで騒々しいドラッグパーティーに参加した、冴えないパンク青年ドゥード(エステバン・ムニョス)。友人ブロック(デレク・スレイド・タッカー)に誘われるまま“おバカのグミ”と呼ばれる強力ドラッグを許容量の2倍分誤って口にし、ぶっ飛んでしまう。ハイになったドゥードは、パーティーで演奏をしていたバンドのギタリスト、パル(シドラ・モーガン=モントーヤ)に一目惚れ。彼女の連絡先を見事ゲットするが、その矢先、パーティーのことを嗅ぎつけた警察に捕まりそうになる。なんとか警察をかわしたものの、彼の幻覚症状は治まらず、腹やハンバーガーが話し始める。ひとり人気のない場所へ向かい、孤独を嘆くドゥードだったが、気味の悪いべたついた生き物が見えるようになり……。そんな映画の撮影に挑む監督(ロコ・ゼベンバーゲン)とスタッフたち。予算もないなか、初めてメガホンを取る監督はギリギリの状況で制作を進めるが、様々な困難が生じ、その影響は作品にも反映されてゆくのだった……。
Dood
Pal
Block
Pete
Aaron. A Applebee
The Creature
[c]キネマ旬報社