
クリュー・ボイラン
メル
キャンプ旅行に出かけた若者たちが人食い鬼に変貌、仲間同士の共食いに陥る恐怖を描いたオーストラリア製ホラー映画。出演は「Cactus」のゾーイ・タックエル=スミス、「Dirtgirlworld」のクリュー・ボイラン。監督は「ロング・ウィークエンド」などを手掛けたコリン・エッグルストンの息子、ジョシュ・リード。
遥か昔のオーストラリア。原生林にそそり立つ巨大な岩山に向かって男が一心不乱に壁画を彫っていた。その背後に忍び寄る黒い影。岩肌に鮮血が飛び散り、森は静寂に包まれる……。それから1万2千年後の現代。古代壁画に興味を抱くアーニャ(ゾーイ・タックエル=スミス)は、調査を兼ねた気楽なキャンプ旅行のつもりで、友達5人を誘って深い森に広がる洞窟を目指していた。目の前に現れた原始の姿そのままの自然の美しさに息を飲む若者たち。だが、一行が洞窟の下見に出かけたところで、アーニャが突然パニックの発作を起こし、腕を怪我してしまう。大地に滴り落ちる血。静かな森に一瞬、邪悪な波紋が広がる……。日が落ちて、深い闇が現場を包む。その時、全裸で水浴びを楽しんでいたメル(クリュー・ボイラン)が蛭に襲われて鋭い悲鳴を上げた。高熱に倒れた彼女の容態は急激に悪化。やがて、無数の牙を持つ人食い悪鬼へと変貌を遂げる。深い森に逃げ込むメル。それを追う5人。だが、まるで食人病が伝染するかのように第2の悪鬼が出現する。アーニャは気付いた。この森には人間の理解を遥かに超えた未知なる存在が巣食っている。食うか、食われるか。若者たちは血みどろの共喰い地獄へと落ちてゆく……。
メル
不法占拠者の娘
不法占拠者の息子
チャド
クリス
ウォレン
不法占拠者
デュース
アーニャ
監督、脚本、プロデューサー
脚本、プロデューサー
撮影
音楽、プロデューサー
プロダクション・デザイン
衣装デザイン
キャスティング
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