1956年10月公開の映画 67作品
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王妃の身でスウェーデンの青年士官と恋におち、結ばれぬ悲恋の生涯を断頭台に終えたマリー・アントワネットの物語。監督は「首輪のない犬」のジャン・ドラノワ、脚本はドラノワとベルナール・ジンメル、歴史小説作家···もっと見る
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十九世紀フランス自然主義文学の巨匠エミール・ゾラの名作“居酒屋”を「首輪のない犬」のコンビ、ジャン・オーランシュとピエール・ボストが共同脚色し台詞も担当、「しのび逢い」以来のルネ・クレマンが監督に当る···もっと見る
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「ホワイト・クリスマス」の脚本家のノーマン・クラスナが、自ら脚本・制作・監督に当る、パリを舞台の外交諷刺喜劇。撮影は「悪者は地獄へ行け」のミシェル・ケルベ、音楽はジャック・メテアンと、いずれもフランス···もっと見る
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41年に、映画化されたことのあるフィリップ・バリーの戯曲“フィラデルフィア物語”の今回はミュージカル化。脚色は日米合作映画「八月十五夜の茶屋」のジョン・パトリック、監督は「リリー」のチャールズ・ウォル···もっと見る
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「金語楼の雷社長」に次ぐ金語楼シリーズもの。原作・脚色は「金語楼の雷社長」の川内康範、監督は「弥次喜多道中」の斎藤寅次郎が新東宝と契約しての第一回作。撮影は「金語楼の雷社長」の友成達雄。主な出演者は「···もっと見る
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何ものにも臆せず、けなげに生きる少女を主人公にした畔柳二美の原作を映画化したもので「胸より胸に」以来の家城巳代治が助監督の金子精吾と共同で脚色、監督にあたる。撮影は「胸より胸に」の木塚誠一。主な出演者···もっと見る
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オリンピックを控えての今日、水泳に精魂を傾ける若い男女スポーツマンの温い友情を描く明朗篇。「花嫁会議」の梅田晴夫のオリジナル脚本から「アチャコ行状記 嫁取り試験」の青柳信雄が監督、「兄とその妹」の遠藤···もっと見る
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現代男女の純粋な愛情心理を描いた伊藤整原作の映画化。脚色は「洲崎パラダイス 赤信号」の寺田信義、監督は「隣の嫁」の堀池清、撮影は「肉体の密輸」の藤岡粂信。出演は「火の鳥(1956)」の月丘夢路、「花の···もっと見る
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「髑髏銭(1956)」についで市川右太衛門が久々に発表する股旅やくざもの。脚本は「御存じ快傑黒頭巾 神出鬼没」の小川正のオリジナル、監督は「曽我兄弟 富士の夜襲」の佐々木康、撮影は「流離の岸」の伊藤武···もっと見る
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女子少年院から更生し、世の中に出た清純な娘が世の荒波にもまれながら、人間の真実と愛情に目覚めて行く“婦人倶楽部”連載の竹田敏彦原作を「青い怒濤」の舟橋和郎が脚色、「新婚日記 嬉しい朝」の田中重雄が監督···もっと見る
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四人の幼い子供たちを残して、妻に死なれた大学教授が、男手一つで育てあげる二十年間の生活記録。それは一見淡々たるものではあったが、起伏の多い嵐のような一生であった。島崎藤村の名作より「男の魂」(原案)の···もっと見る
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豪放痛快、一代の反逆児八代将軍吉宗の若き日を描く娯楽篇。新進渡辺哲二の脚本により、「マリヤ観音 (前後篇)」の酒井辰雄が監督「アチャコの子宝仁義」の竹野治夫が撮影を担当する。主な出演は「マリヤ観音 (···もっと見る
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北伊ポー河流域の稲作地帯を舞台に、出稼ぎ女の様々な生態を通して愛の葛藤を描く異色篇である。アルド・デ・ベネデッティの脚色から新人ラファエロ・マタラッツォが監督。撮影は「侵略者」のルチアーノ・トラザッテ···もっと見る
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「回転木馬」に次ぐロジャース=ハマーステインのミュージカルでシネマスコープ55の第2回作品。製作は「あの日あのとき」のチャールズ・ブラケット。マーガレット・ランドンのベスト・セラー伝記“アンナとシャム···もっと見る
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黒潮洗う荒磯に父を海にうばわれ、なお海に生きる少年と母の物語。久藤達郎の戯曲から、「夜あけ朝あけ」の片岡薫と「石合戦」の村山亜土が共同で脚本執筆、「病妻物語 あやに愛しき」に次ぎ宇野重吉が監督する。撮···もっと見る
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力道山を主人公に心暖まる人間の善意とフェア・プレーの尊さを謳歌しようという明朗スポーツ篇。「花の運河」の棚田吾郎のオリジナル脚本を「復讐侠艶録」の小沢茂弘が監督、「野郎ども 表へ出ろ」の西川庄衛が撮影···もっと見る
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戦争という抗し得ぬ暴力に死をもって抗議し、学徒出身の特攻隊員である夫に殉じて、若き生命を断った妻の手記を基にして映画化する愛の物語。山田照子の遺作から「夕日と拳銃」の沢村勉と鈴木英夫が脚色、「チエミの···もっと見る
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若き人妻と未亡人、幸福を求めてさまよう苦難と喜びの遍歴を描く丹羽文雄の原作を「デンスケの宣伝狂」の柳沢類寿と、川島雄三が共同で脚色、「わが町」に次いで川島雄三が監督する。撮影は同じく高村倉太郎。主な出···もっと見る
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「曽我兄弟 富士の夜襲」の片岡千恵蔵が主演するイーストマン・東映カラー、スペクタクル忍術映画。脚本は「不知火奉行」(構成)の比佐芳武、監督は「髑髏銭(1956)」の松田定次、撮影は同じく川崎新太郎が担···もっと見る
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“人間山本元帥を通じて民族への正しい認識と誇りを持たしめたい”という意図のもとに製作される戦記物。脚本は「隣の嫁」の館岡謙之助、監督は「新妻鏡」の志村敏夫、撮影は同じく山中晋。主な出演者は「婚約三羽烏···もっと見る