1956年6月公開の映画 61作品
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昭和七年、浅草玉木座で公演して好評を博し、昨年秋に日劇、同年暮にも、東京宝塚劇場で上演された同名喜劇の映画化である。白坂依志夫の脚本を「幽霊タクシー」の小田基義が監督した。撮影は「のり平の浮気大学」の···もっと見る
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西村滋の原作を「暗黒街」の原案者菊島隆三と、「吸血蛾」の西島大が共同脚色した。少年院の生態を赤裸々に描いている。監督は「黒帯三国志」の谷口千吉、撮影は「愛情の決算」の山田一夫主な出演者は「人情馬鹿」の···もっと見る
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陣出達朗原作による“伝七捕物帖”シリーズの一篇。「続二等兵物語 五里霧中の巻」の安田重夫が「父と子と母」の岸生朗と共同脚色し、同じく「続二等兵物語 五里霧中の巻」のコンビ福田晴一が監督、片岡清が撮影を···もっと見る
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「新婚日記 恥しい夢」の原案者高橋二三が池上金男と共同で脚本を書いた人情篇。「誘拐魔」の水野洽が監督した。撮影は新人谷沢一儀。主な出演者は「新婚日記 恥しい夢」の潮万太郎、市川和子、「現金の寝ごと」の···もっと見る
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平田一倍の原作“牛鬼の町”を、「流転(1956)」の井手雅人が脚色した、闘牛をめぐる男の意地と恋の物語。監督は「恋と金」の枝川弘、撮影は「火花」の渡辺公夫。主な出演者は「火花」の鶴田浩二、「浅太郎鴉」···もっと見る
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第二回世界短篇コンクールで一等を獲得した久生十蘭の同名の原作を「愛」の植草圭之助が脚色、「「石狩川」より 大地の侍」の佐伯清が監督した文芸篇。戦争という運命に流されながらも滅びぬ母と子の美しい愛を描く···もっと見る
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4月にモナコ大公レニエ三世と結婚したグレイス・ケリーの主演作品。原作はハンガリーの生んだ戯曲作家フェレンク・モルナール。監督は「情欲の悪魔」のチャールズ・ヴィダー、製作はドア・シャーリー、脚本は我国に···もっと見る
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監督は「黄金の腕」のオットー・ブレミンガー。脚色はプロデューサーのミルトン・スパーリングとエメット・レイヴリーが共同で担当。撮影は「スタア誕生(1954)」のサム・リーヴィット。主演は「ヴェラクルス」···もっと見る
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「大学の武勇伝」の続篇ともいうべき剣道ものの青春喜劇である。「金語楼の兵隊さん」の川内康範と金城三平の脚本を「裁かれる十代」の佐伯幸三が監督した。撮影は「ノイローゼ兄さんガッチリ娘」の岡戸嘉外。主な出···もっと見る
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一主婦を中心として信州伊那谷の養蚕農家を例に農村問題を描く。一般向、映画祭入賞(社会教育部門第一位)の自主作品。下伊那郡山吹村と下伊那教育委員会協力。
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ひたすら土俵に生き抜いた大関名寄岩の半生記の映画化である。「丹下左膳(1956)」の棚田吾郎の脚本を、「地獄の波止場(1956)」の小杉勇が監督した。撮影は「青春をわれらに」の永塚一栄。名寄岩が自身出···もっと見る
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「たけくらべ」を監督した五所平之助が「こころ」の長谷部慶次と共同で脚本を書いた、五所監督の本年度第一回作品である。撮影は「嫁ぐ日」の宮島義勇。主な出演者は、「婚約三羽烏」の佐野周二、「銀心中」の乙羽信···もっと見る
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一四七号掲載「唄祭けんか道中」に続いて歌手三浦洸一と沖諒太郎が主演した人情捕物時代劇。滝富雄のオリジナルから「唄祭けんか道中」のコンビ倉谷勇が監督、近藤憲昭が撮影を担当した。主な出演者は三浦洸一と沖諒···もっと見る
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松竹新喜劇の渋谷天外が館直志のペン・ネームで書き下した涙と笑いの人情喜劇を「お化け駕篭」の民門敏雄が脚色、「忍術武者修業」の安田公義が監督した。撮影は「浅太郎鴉」の武田千吉郎。主な出演者は、「お父さん···もっと見る
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“娯楽よみうり”に連載の、子母沢寛原作の映画化。徳川末期の動乱の中に、江戸を灰燼に帰そうという陰謀をめぐり宿命に生きる兄弟の活躍と愛憎を描いている。「花の渡り鳥」の犬塚稔が脚色し、「浅太郎鴉」の三隅研···もっと見る
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サンデー毎日連載の大佛次郎原作鞍馬天狗“影の如く”より、「大学の石松」の松浦健郎と大和久守正が共同で脚色、「鞍馬天狗 御用盗異変」に次いで並木鏡太郎が監督、「恋すがた狐御殿」の岡崎宏三が撮影を担当した···もっと見る
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探偵作家島田一男が“面白倶楽部”に発表した推理小説の映画化である。無法街に挑戦する正義の弁護士の活躍を中心としたアクション・ドラマ。「忍術左源太」の小川正が脚色し、「三っ首塔」のコンビ小沢茂弘と星島一···もっと見る
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“主婦の友”に連載された流行作家北条誠の同名小説を、「四人の誓い」のコンビ田畠恒男が脚色・監督し、布戸章が撮影を担当した。主な出演者は「ここに幸あり (二部作)」の水原真知子、山内明、「美貌の園 (前···もっと見る
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「空と海の間に」のクリスチャン・ジャック監督で、ギリシャの詩人アリストファネスの有名な喜劇「女の平和」を扱ったもの。脚色と台詞は「空と海の間に」のジャン・フェリーと「アンリエットの巴里祭」のアンリ・ジ···もっと見る
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過去に何度か映画化されているアレクサンドル・プーシュキンの原作『ポストマイスター』を、「罪ある女」のゲルハルト・メンツェルが脚色し、「母の瞳」のグスタフ・ウツィツキが監督した帝政ロシア時代の田舎娘の哀···もっと見る