『ゴジラ-0.0』初日興収が前作比201%の好スタート!浜辺美波「私の役は“ナレ死”すると思っていました」

『ゴジラ-0.0』初日興収が前作比201%の好スタート!浜辺美波「私の役は“ナレ死”すると思っていました」

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世界各地のプレミア上映で公開前から称賛の嵐を巻き起こしている『ゴジラ-0.0』が、“ゴジラの日”に当たる11月3日よりついに公開。これを記念した初日舞台挨拶がTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、田中美央、長澤まさみ、田中泯、吉岡秀隆らキャスト陣と、山崎貴監督が登壇。初日午前の興収が前作比201パーセントを記録するなど圧倒的な熱気に包まれる中、登壇者たちは無事に公開を迎えた喜びや、作品に懸ける思いなどを語った。

【写真を見る】『ゴジラ-0.0』のロゴ入りマスクをつけ、ご満悦の神木隆之介
【写真を見る】『ゴジラ-0.0』のロゴ入りマスクをつけ、ご満悦の神木隆之介撮影:ソムタム田井

山崎貴監督がメガホンを取った“ゴジラ70周年記念作品”にして、日本製作の実写版ゴジラシリーズ30作目となった『ゴジラ-1.0』(23)は、興行収入76.5億円を突破。さらには、アジア初となる第96回アカデミー賞視覚効果賞受賞をはじめ、国内外の映画賞で50以上の最優秀賞を受賞する快挙を達成し、まさに世界中でゴジラ大旋風を巻き起こすこととなった。

『ゴジラ-0.0』は、前作でのゴジラとの死闘から2年が経ち、復興を遂げつつある日本が舞台。しかし、ようやく取り戻した日常に再びゴジラが襲いかかり、人類は新たな脅威に立ち向かうことになる…といったストーリー。キャスト陣および、全来場者からの「貴(たかし)コール」に合わせて、山崎貴監督が登壇。「本当に昨日の夜から、すごい熱気を感じていて。エゴサが止まりませんでした。公開が近づくにつれ、どんどん緊張してきて。はたして皆、満足してくれるだろうかとか?とか、いろんなことが頭の中で渦巻いていたんですけど、こうして会場にお越しいただいた皆さんのお顔を見ていると、満足していただけるものをお届けできたんじゃないかな…という実感が湧いてきて、いまはとても嬉しく思っています。本日はよろしくお願いします」と挨拶し、客席を沸かせた。

『ゴジラ-0.0』を手掛けた山崎貴監督
『ゴジラ-0.0』を手掛けた山崎貴監督撮影:ソムタム田井

登壇早々、初日午前の興収が前作比201パーセントとなったことを聞かされた神木は、驚きつつも観客に向けて、感謝の言葉を述べる。「これはもう感謝しかないですね。本当にゴジラは大勢の方から愛されていて、その愛情の深さがものすごく伝わってくるといいますか。こうして公開初日を迎えて、舞台挨拶に立たせていただいて、前作をはるかに超える熱量を感じています」

神木が演じる主人公・敷島浩一は、前作と本作で行動の動機が大きく変わっているが、「演じるうえで意識したことは何ですか?」と問われると、「罪悪感からではなく、守るべきもののために戦うようになったところが最大の違いです」と答える。「前作での敷島光一は、自分が存在してはいけないのではないか…といった、そういう罪悪感を持っての行動が多かったと思うんです。ですが今回は家族ができて。守るために戦うという、行動の理由が正反対になったことが大きな変化ですね。ただ、守るべきものがあるからこそ強くなれた反面、失いたくないから弱くなってしまった部分もあって。そうした紙一重なところの表現を意識して、悩みながら演じさせていただきました」

主人公・敷島浩一役の神木隆之介
主人公・敷島浩一役の神木隆之介撮影:ソムタム田井

一方、浜辺が演じる敷島典子は、本作では物語の鍵を握る重要な存在として描かれているが、浜辺は当初、典子は『ゴジラ-0.0』には登場しないもの…と思っていたそうで、出番の多さに驚いたと話す。「『ゴジラ-1.0』では中盤からほとんど出番がなくて。ラストで出てきたけど、ちょっと不穏な空気だったので、典子はナレーションで亡くなったことにされて、『ゴジラ-0.0』には出てこないと思っていたんです。でも台本をいただいたら、前作より出番がものすごく増えていて。しかも重要な鍵を握る立ち位置になっていて、本当にありがたいなと思いました」

ヒロイン・敷島典子役の浜辺美波
ヒロイン・敷島典子役の浜辺美波撮影:ソムタム田井

長澤が演じる青山眞琴は天才気象予報官という役どころで、作中ではボロボロになりながらも奮闘する姿が描かれる。長澤自身はそうして傷つき、ボロボロになりながらも信念を貫く芝居にやり甲斐を感じたそうで、嬉々として演じきったと述べる。「汚れれば汚れるほど、役に入り込めている感覚が強くなってきて、燃えるといいますか。今まで演じてきた役の中でもこれ以上はないくらい、本当にボロボロになって取り組ませていただきました。

青山眞琴役の長澤まさみ
青山眞琴役の長澤まさみ撮影:ソムタム田井

これを受けて山崎監督も「美しい方は汚せば汚すほど、隙間から漏れる光が強くなるといいますか。前作では浜辺さんにもかなりボロボロになってもらいましたが、そのぶん、内面の光がより強くなって、強烈な印象を与えてくれるので、今回は長澤さんに思いきり汚れていただきました」といった演出意図を明かし、クロストークを盛り上げた。

スクリーンに突如、キングギドラのシルエットが映し出される演出
スクリーンに突如、キングギドラのシルエットが映し出される演出撮影:ソムタム田井

このほかにも、壇上ではスクリーンにキングギドラのシルエットが映し出されたり、巨大なゴジラパネルといっしょにフォトセッションを行ったりと、さまざまなコーナーが展開し、舞台挨拶は大盛況のうちに終了した。


取材・文/ソムタム田井

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