第39回東京国際映画祭、雨にも負けない美の競演!出口夏希、原菜乃華、永野芽郁ら豪華ゲストのレッドカーペットファッションを一挙紹介
日比谷、有楽町、丸の内、銀座エリアを中心に開催中の第39回東京国際映画祭(TIFF)。10月26日、東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場と日比谷仲通りでは、大雨にも負けない華やかなレッドカーペットイベントが行われた。会場を彩ったのは、バリエーション豊かなダークカラーのドレス。さらに色使いやシルエットで魅せる多彩なファッションも登場。雨空の下、輝きを放ったファッションをプレイバック!
東京国際映画祭は、世界中から優れた映画が集まる日本最大の国際映画祭。今年の「コンペティション」部門には、112の国と地域から1892本がエントリー。厳正な審査を経た15本が期間中に上映され、クロージングセレモニーで各賞が決定する。250mに及ぶレッドカーペットには、総勢262人の豪華ゲストが登場。ファンと交流を図った。
日本公開前の最新作をプレミア上映するガラ・セレクション部門『君の話』(11月27日公開)からは、北村匠海、出口夏希、中川龍太郎監督がお目見え。
本作は、不幸な過去を忘れるために記憶を消す治療を受けた千尋(北村)と、その記憶のなかにしか存在しないはずの幼馴染・灯花(出口)の姿を描く、純愛ラブストーリー。出口は、ワンショルダーのアシンメトリーなブラックドレスをセレクト。胸元やウエストに施されたドレープ、歩くたびにスリットからのぞく足元がモダンなムードを醸し出す1着だ。
同じくガラ・セレクション部門『すべて真夜中の恋人たち』(11月13日公開)からは、岸井ゆきの、浅野忠信、深川麻衣、森田望智、塩野瑛久、岨手由貴子監督がレッドカーペットを歩いた。川上未映子による初の同名恋愛小説を映画化した本作は、人との関わりを拒み孤独に生きてきたフリーの校閲者・入江冬子(岸井)が、ひょんなことから年上の物理教師・三束(浅野)と出会い、交流を深めていくなかで、自らの孤独や感情と向き合っていく姿を描く。
岸井は、ペプラム調の切替えが愛らしさを宿すブラックドレス姿を披露。ゴールドのアクセサリーが華やかさをプラスしていた。深川は、ロング丈のワンピースにオーバーサイズジャケットを羽織ったスタイリッシュな装い。森田は、胸元にV字の切り込みが入ったキャミソール調のロングドレス。動きに合わせてふわりと揺れるスカートに加え、ファンとの交流で見せた弾けるような笑顔も実に魅力的だった。
ガラ・セレクション部門『ないものねだりの君に光の花束を』(11月20日公開)の原菜乃華、作間龍斗(ACEes)、安藤尋監督もレッドカーペットを闊歩。個性がなく、普通である自分に嫌気がさしている影子と、大人気アイドルグループのメンバーで、学校でも人気者の真昼。恋よりも尊い、二人の物語を描く。
原はウエストにリボン状のアクセントを効かせた、深みのあるダークパープルのドレス姿で参加。耳元や指に飾ったパールアクセサリーと赤リップを合わせつつ、背中が大きく開いたデザインでギャップをのぞかせた。大胆かつ洗練されたバックスタイルで、大人の気品を漂わせていた。
「コンペティション」部門に選出された『過怠』(2027年2月5日公開)からは、山本英監督、唐田えりか、知英、金子大地、荒木飛羽が出席。唐田と知英がダブル主演を務め、受精卵の取り違えで運命が入れ替わってしまったジヒョン(唐田)と菜々子(知英)が偶然に出会い、それぞれの思いや過去と向き合っていく姿を描く。
唐田は、深みのある落ち着いたダークブラウンのロングドレス。知英は、スクエア調のホルターネックのブラックドレスを身にまとってレッドカーペットに姿を現した。二人そろって美しいデコルテラインを際立たせた上品なドレス姿で、会場の視線を集めていた。
「コンペティション」部門『男ともだち』(11月6日公開)で主演を務めた松岡茉優と三島有紀子監督は、クールなパンツスーツで登場。30歳を目前に人生に行き詰まるイラストレーターの神名(松岡)と“男ともだち”・ハセオ(成田凌)の、曖昧で確かな関係性を描く本作。松岡は、オーバーサイズの黒ジャケットにワイドパンツを合わせたブラックのセットアップ。三島監督は、オーバーサイズのジャケットにロングブーツを合わせたマニッシュな装い。三島監督は「松岡さんとレッドカーペットを歩けたことが一生忘れられない思い出になりました」と喜びを分かち合っていた。
茅原クレセによる人気漫画を実写化する『ヒマチの嬢王』(DMM TVにて今冬より独占配信)からは、元No.1キャバ嬢の一条アヤネとして主演を担う永野芽郁をはじめ、伊藤健太郎、平祐奈、宮本秀光プロデューサー、久保田哲史監督が集結。
自身初となるプロデューサー業にも挑戦した永野は、美しいドレープが際立つブラックのノースリーブロングドレス。すっきりとまとめたヘアスタイルと共に、クラシカルかつエレガントなオーラを放っていた。平は、コンパクトなブラックジャケットに繊細なレース生地が美しいロングスカートをあわせた異素材ミックスのスタイリングを披露。一つの傘を寄せ合いながら笑顔を見せるなど、二人が息の合った様子を見せていた。
明るいカラーのドレスで、会場に華やかな彩りをもたらした面々も印象的だ。凛としたホワイトドレス姿で会場を魅了したのが、オープニング作品『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(12月25日公開)に出演し、岡田准一、松坂桃李、瀬々敬久監督と共にレッドカーペットに参戦した、清野菜名。
日本音楽史に残る偉業を成し遂げた伝説の楽曲「上を向いて歩こう」(英題:SUKIYAKI)の誕生秘話を実話に基づき映像化する本作。"689トリオ"と呼ばれた作曲家の中村八大(岡田)、作詞家の永六輔(松坂)、歌手の坂本九(仲野太賀)の出会いや、栄光の裏に隠された挫折や衝突、運命を描く。中村八大の妻・中村順子を演じた清野は、優美なドレープとオフショルダーのカッティングが目を引くホワイトのロングドレス。雨のレッドカーペットに映える透明感をまとっていた。
アニメーション部門で上映される『GROTESQQQUE-グロテスク-』(11月6日公開)からは、錦織敦史監督、市ノ瀬加那、南沙良、井上和(乃木坂46)がレッドカーペットに並んだ。本作は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で総作画監督を務めた錦織監督による最新作。それぞれに異なる世界観を持つ「エリィアンズ」、「夜露死駆★少女」、「ノクターン~このグロテスクな夜に~」の3つの作品で構成される完全オリジナルアニメーションだ。井上は、全身に繊細なプリーツが施された淡いピンクのロングドレス。肩から流れるケープスリーブが、可憐な佇まいを引き立てていた。市ノ瀬は、細やかなラメが散りばめられたダークネイビーのドレス。南は肩から胸元にかけたシアー素材が特徴的な、黒のドレスでお出まし。ゴールドのシンプルなネックレスも、上品なアクセントとなっていた。
Nippon Cinema Now上映作品『いえないふたり』(2027年3月公開)に出演する臼田あさ美は、光沢を放つゴールドのスタンドカラードレスで会場の視線を集めた。ウエストのペプラムが美しいメリハリを生み出し、個性が光るスタイルを完成させていた。臼田と相合傘を差した倉沢杏菜も、黒のジャケット&ミニスカートによるエッジの効いた装いを披露。シックなスタイルのなかにフレッシュさを加えたコーディネートで、歓声を浴びた。
合唱団を通じて女性受刑者たちが絆を深めていく姿を描くヒューマンドラマで、ガラ・セレクション部門で上映が行われる『陽だまりの歌が聴こえる』(2027年1月1日公開)からは、ジュディ・オングが、鮮やかなマゼンタピンクのドレスで登壇。クラシカルなパフスリーブと流れるような美しいトレーンがレッドカーペットにドラマチックな華やぎを添え、会場を圧倒的なオーラで包み込んでいた。
第39回東京国際映画祭(TIFF)は、10月26日(月)から11月4日(水)まで、日比谷、有楽町、丸の内、銀座地区を中心に開催。合計204本の映画が上映される。
取材・文/成田おり枝

