『WEAPONS/ウェポンズ』『バイオハザード』へ連なる源泉――『バーバリアン』で俊英ザック・クレッガーの才腕を確かめる

コラム

『WEAPONS/ウェポンズ』『バイオハザード』へ連なる源泉――『バーバリアン』で俊英ザック・クレッガーの才腕を確かめる

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衝撃的かつ斬新な展開で全米のホラーファンを唸らせ、日本でも配信で好評を博した『バーバリアン』(22)。そのパッケージが10月7日にリリースされた。これは注目せざるを得ない!というのも、本作は世界中で大ヒットを飛ばし、アカデミー賞助演女優賞受賞などの高評価を得た『WEAPONS/ウェポンズ』(25)、そして劇場公開を控える同名人気ゲームの新たな映画化『バイオハザード』(公開中)で脚光を浴びている俊英ザック・クレッガーの記念すべき単独長編監督デビュー作なのだ。

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民泊に泊まろうとしただけなのに…若い女性が体験する恐怖を描く『バーバリアン』

まずは『バーバリアン』の内容を簡単に紹介しておこう。舞台はアメリカ、デトロイトの寂れた郊外。仕事の面接でデトロイトにやってきた若い女性テスは大雨の夜、予約していた宿泊用の一軒家を訪ねる。ところが、そこにはダブルブッキングによりキースという男性がすでに滞在していた。最初は互いに困惑するが、行く当てのないテスはキースに警戒心を抱きながらも家に上がり、別々の部屋で夜を過ごす。翌日、面接を終えて宿に戻ったテスは、備品を探すため地下室へ下りる。そこには隠し扉があり、暗がりの奥にさらなる地下へ続く階段を見つける。彼女からそれを知らされたキースは調べるため、真っ暗な地下へ下りていくのだが…。

この序盤だけで緊張感満点だが、話はさらに転がる。民泊のオーナーである俳優AJが物件売却の下調べのために家を訪れて、同じく地下で戦慄の体験をする。さらに物語は1980年代、端正な住宅地だった頃のこの地で起きた“なにか”を匂わせながら展開。物語を動かす人物が変わるたびに画面も大きく転調するから、いったいなにが起こっているのか、とにかく先が読めない!

恐怖を最大限に引き立てる俳優陣の演技

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様々なピンチを切り抜けようと奮闘するテスをジョージナ・キャンベルが好演!『バーバリアン』4K UHD+ブルーレイ セット発売中 発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン 発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング デジタル配信中(購入/レンタル) 発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン [c] 2026 20th Century Studios

サスペンスを深める役者の熱演は、まさに絶品。主人公テスに扮したジョージナ・キャンベルは不条理な状況に陥っていく若い女性を体現し、観客が体感するスリルを丸ごと引き受ける。当時まだ無名だった彼女は本作で注目を集め、M.ナイト・シャマランの娘イシャナ・ナイト・シャマランの長編監督デビュー作『ザ・ウォッチャーズ』(24)に出演。その後『サイコ・キラー』(26)で主演に抜擢され、2027年1月15日(金)に日本公開されるSFスリラー『アンダー・ストレージ/未知なる脅威』(26)にもメインキャストとして名を連ねている。

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また、「IT/イット」シリーズのペニーワイズ役で知られるビル・スカルスガルドがキースを演じ、紳士的だがミステリアスな存在感を発揮。民泊のオーナーで自己中心的な俳優AJを演じた『ダイ・ハード4.0』(07)のジャスティン・ロングは、コミカルな魅力を放ちながらも、キャラのハラスメント気質をじんわりとにじませている。


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