道枝駿佑、プラチナブロンドで“王子”全開!安斉星来と“ダブル王子”『うるわしの宵の月』で「キュンキュンしていただきたい」
映画『うるわしの宵の月』(10月23日公開)の完成披露試写会が9月24日にTOHOシネマズ日比谷で行われ、道枝駿佑、安斉星来、水沢林太郎、与田祐希、藤木直人、竹村謙太郎監督が出席。“W王子”を演じた道枝と安斉が本イベント限定となる“うるわしい王子スタイリング”で登場し、会場を沸かせた。
累計発行部数820万部(世界累計)を突破する、やまもり三香による人気恋愛漫画を映画化した本作。完璧なルックスを誇る高校一のイケメンで“王子”と呼ばれる市村琥珀(道枝)と、中性的な美しさとクールな振る舞いで“王子”と呼ばれる女子・滝口宵(安斉)。ともに“王子”と呼ばれる男女が織りなす特別な初恋を描く。
キャスト陣は会場の中扉から、客席の間を通って登場。大歓声を浴びた。金髪に染めた道枝は、シックなダークブラウンのジャケットにブラックパンツを合わせ、耳元や首元にきらびやかなアクセサリーを効かせたスタイル。一方、安斉はブラックの短め丈ジャケットに白シャツを合わせたマニッシュなコーディネートで、グローブにもアクセサリーを輝かせていた。
お互いのファッションの感想を聞かれ、道枝は「すごくお似合いですよね。見た目がクールな方なので、こういうシックな格好がお似合い」と絶賛。「ありがとうございます」とお礼を述べた安斉は、「17cm弱、盛っています」と厚底ヒールの秘密を口にして、笑顔を見せた。安斉が「戻りましたね。プラチナブロンドに」とブロンドになった道枝のヘアスタイルに触れると会場からも拍手が沸き起こり、道枝は「『うるわし』の番宣や、釜山にも行ったりと、いろいろとやらせていただくので。染めて、決めたいなと思いました」と第31回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門への正式出品を受けて釜山入りも控えていることに伴い、染めてきたと明かす。安斉は「さすがです!」とそのうるわしさにうっとりしていた。
初めて本気の恋を知る琥珀と、初めて恋をする宵。劇中で2人は、自分の内面と周囲からのギャップに葛藤しながら“自分らしさ”と向き合い、少しずつ距離を縮めていく。
「1年前に撮影をした作品」と振り返った道枝は、「皆さんが僕に持っていただいているイメージとは、ちょっと違う役柄を演じさせていただいた。新たな一面をお見せできることをうれしく思います」と新境地をアピール。「愛と熱を込めて作らせていただいた」と胸を張った安斉も、「原作をリスペクトしつつ、人間ができる範囲で忠実に作らせていただきました。今日観ていただけることをうれしく思います」と完成作のお披露目に喜びをにじませた。
役作りでは、「“この人、なんか気になるな”と思わせるような目線の使い方や話し方。次になにを言うんだろう、どう来るんだと読めない感じを意識しながら演じました」とミステリアス性を大切に演じたという、道枝。司会から「キャラクターと似ていないところは?」と尋ねられると、「“恋愛手練れ”なところじゃないですかね。かなりモテモテなところは、ちょっと違うかなと思います」と思いを巡らせた。これには3人目の“王子”、大路拓人役を演じる水沢から「よく言うよ」とツッコミが入り、会場も大笑い。道枝は「モテない、モテない。嘘じゃないよ。ファンの子にはモテているよ!」と声を上げながら、「“この人、危ないな”みたいな感じは、真逆なのかな思います」と分析していた。
安斉は「宵は、王子だと自分が意識しているわけではない。周りから言われているだけ」と説明し、「琥珀ほど“王子でいなきゃ”とは特に意識せず、佇まいや気の持ちよう、肝の座り方など、宵に近づけるようにしました」と役作りを回想。道枝は「現場でも王子でしたよ。スタッフさんにも“大丈夫ですか”って声をかけていたりした。王子だなと思います」と安斉の王子オーラを証言。「宵ちゃんは、見た目と内面のギャップがある。安斉さんも見た目と、しゃべったら柔らかい感じがあるというところが、宵ちゃんにぴったりだなと思いました」と語った。
宵の父親・滝口誠一を演じたのが、藤木だ。「考えてみれば僕は、デビュー作が『花より男子』という少女漫画だった。それ以来、こういったキラキラした世界に参加させてもらった」と楽しそうに話した藤木は、「撮影は昨年でした。昨年はちょうど、デビュー30周年という年でした。30年ぶりにキラキラした作品に参加させていただいて、とても感慨深かったです」としみじみ。「ただ僕の演じた役には、キラキラ要素はなかった」と続けると、道枝が「そんなことないと思います!カッコいいお父さんというキラキラ要素があった」とすかさずフォローしていた。
道枝と藤木は、連続ドラマ「母になる」で親子役を演じて以来、約9年ぶりの共演となった。当時の道枝は14歳、中学二年生だったそうで、藤木は「めちゃめちゃ変わりましたよ!そこからグループも結成されて、デビューもして。その様子を僕は一方的に見ていて、“頼もしいな”と思っていました。こういう形で再びご一緒できて、感慨深いです」と目を細めた。道枝も「宵ちゃんのお父さんは、藤木さんだと聞いて、すごくうれしかった」と相思相愛の想いを吐露し、「久しぶりに、お芝居の現場でお会いできる。息子役をやらせていただいてから、本当に久しぶりだった。成長したなと思ってもらえるよう、頑張りました。すごく安心感があって、ホッとしました。見守ってくださっている方がいると思うと、心強かったです」と胸の内を明かした。最後に道枝は「ダブル王子のピュアで不器用なラブストーリー。キュンキュンしていただきたい」と呼びかけ、大きな拍手を浴びていた。
取材・文/成田おり枝
