「“生成AIとの向き合い方”はいまの人類の課題」『5秒で完全犯罪を生成する方法』WEST.重岡大毅、作品に込めた思いを激白!新たな場面写真も
重岡大毅(WEST.)が主演を務め、原菜乃華が共演する『5秒で完全犯罪を生成する方法』(9月11日公開)から、作品への思いを語った重岡のコメントと新場面写真が到着した。
フリーライターの初海航は、意図せず殺人を犯した妹、幸来を守るため、生成AIを駆使して事件を隠蔽しようと思いつく。AIの指示に従い、指紋を拭き去り、死体に死化粧を施し、さらにアリバイを工作。警察の事情聴取を無事クリアしたかに思われた二人だったが、事件は世間を騒がせる連続殺人と同じ手口だと知らされ…。
本作の原案、脚本、プロデュースは「ライアーゲーム」シリーズや「宇宙を駆けるよだか」、「マスカレード・ホテル」シリーズ、『#マンホール』(23)など数々のミステリーサスペンス映画やドラマの脚本、原案で活躍する岡田道尚。本作は完全オリジナル脚本の映画となる。監督を務めるのは第2回日本ホラー映画大賞を受賞し、受賞作を長編化した映画『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(24)で商業映画監督デビューを果たした近藤亮太。キャストには航役の重岡と幸来役の原のほか、謎めいた女優の七希役に田中みな実、七希が自身の使用する生成AIのプロンプトとして設定しているモリアーティ役に石丸幹二、事件の捜査を担当する埼玉県警警部補の一堂恵役に伊藤歩、さらに黒田大輔、森岡龍、九十九黄助らが顔を揃えている。
『5秒で完全犯罪を生成する方法』の始まりは、2023年公開の映画『#マンホール』で脚本家の岡田とギャガのプロデューサー松下剛が組んだことがきっかけ。この作品に手応えを感じた二人は、さらに刺激的なオリジナル作品を作ろうと約束したという。岡田は新プロジェクトのためにさまざまなアイデアを出し、そのなかのひとつが「生成AIに“完全犯罪”を作らせたらどうなるだろう」というものだった。
Chat GPTの登場は2022年11月で、まだ生成AI黎明期。“誰もが最先端のAIを使えるようになったこと”に着目した岡田は、一般人目線で物語を貫き通すことを重視。生成AIが題材だが、SFではなく我々の生活と地続きのリアルさがあって、観客が共感できるものを目指した。誰もが“自分ごと”として捉えることができるこのアイデアに、松下も興味を惹かれたという。
主演を務める重岡は本作のオファーを受けた当時を振り返り「生成AIを犯罪に使うというリアルさとエンタテインメント性に興味を持って、脚本を読み始めました」と語る。普段から生成AIを活用しているという重岡は「日常的に使っていて、朝食はどうしようとか、この場所のおすすめのご飯屋さんはどこ?とかを質問していますね。あとはトレーニングのデータからメニューを組ませたりしています」といい「生成AIと話していると、前向きな答えをくれるので自己肯定感が上がることも多いのですが、一方で、自分自身で考えられなくなってしまいそうな危機感も持っている。だから慎重に使うようにしています」と自身の考えを述べる。そして「“生成AIとの向き合い方”はいまの人類の課題だと僕は思っています。この映画はまさにAIとの向き合い方について考えさせられる作品だと思うので、生成AIを使っている方々にぜひ観てもらいたいです!」と本作へ思いを寄せた。
AIが映像制作の現場を変えつつある現在。AIが完全主導で制作された作品や、AIが生みだした人物を主演に据えた映画など、“AIを活用した”作品は世界的に増え続けている。しかし『5秒で完全犯罪を生成する方法』が描くのは、AIに人生を託すことになった兄妹の物語。誰もが日常的に利用する生成AIが、ある一つの問いかけをきっかけに犯罪の共犯者となり得るのか。便利なツールが思わぬ事件を引き起こしていく現代社会をも映しだしていく新感覚のサスペンスに仕上がっている。
あわせて解禁された場面写真では、目に涙を浮かべた姿や険しい表情で生成AIに解決策を導きださせようと奮闘する航の姿が収められている。
一組の兄妹が生成AIを駆使し完全犯罪に挑む姿を描きだす本作。スリリングな物語の結末を映画館で見届けてほしい。
文/サンクレイオ翼
